投資家の神様のバフェットってどんな方ですか?

節約、投資

どうも,おはよう,こんにちは,こんばんわミギーです。

今回は投資の神様のバフェットに関して調べてみました。

ウォーレン・バフェットの人生の要約

1. 幼少期・学生時代(1930年~1950年代)

  • 1930年、アメリカ・ネブラスカ州オマハに生まれる。

  • 幼いころからビジネスに興味を持ち、新聞配達やガム販売などでお金を稼ぐ。

  • 高校生のころにはすでに株式投資を始める。

  • コロンビア大学で、著名な投資家ベンジャミン・グレアムに師事し、価値投資を学ぶ。

少年時代から商売をしていたのがすごいですね
ここで働いたり稼いだりすることのおもしろさに気づいたんですかね幼少期のエピソードも細かくまとめておきます。

1. 📚 ガムとコーラの訪問販売(6歳頃)

バフェット少年は、家から仕入れたチューインガムやコカ・コーラを持って近所の家々を回り、1本ずつ売ってお小遣いを稼いでいました。彼は「まとめ買いして、ばら売りすれば利益が出る」という基本を幼少期にしてすでに理解していたのです。


2. 🗞 新聞配達で資金を稼ぐ(11~13歳)

彼は朝刊と夕刊を配るダブルシフトの新聞配達をして、かなりの収入を得ていました。そのお金を貯めて、土地を買い、小さな賃貸事業を始めたこともあります。少年時代から「複利と投資」の価値を実体験していたことがわかります。

3. 💵 初めての株式投資(11歳)

父の証券会社で働く父親の影響もあり、11歳で初めて株を購入しました。買ったのはシティーズ・サービス社(Cities Service)の株で、1株38ドル。数ドル上がったところで売却したものの、その後株価は急上昇。「我慢強く持ち続けることの重要性」をこの体験から学んだと語っています。

 

2. 投資家としての出発(1950年代~1960年代)

  • 投資パートナーシップを設立し、堅実な成績を上げる。

  • 1965年、繊維会社だったバークシャー・ハサウェイを買収。これが彼の投資帝国の中核となる。

3. 巨額の富とバークシャーの成長(1970年代~2000年代)

  • コカ・コーラ、アメリカン・エクスプレス、ギルレットなど有名企業に長期投資。

  • バークシャー・ハサウェイは、保険、鉄道、エネルギーなど幅広い事業に拡大し、世界最大級の投資持株会社へと成長。

  • 資産は数百億ドルに達し、世界有数の富豪に。

4. 慈善活動とレガシー(2000年代~現在)

  • 巨額の資産をビル&メリンダ・ゲイツ財団などに寄付。

  • 「ギビング・プレッジ(資産の大部分を寄付することを誓う運動)」を立ち上げ、多くの富豪に影響を与える。

  • シンプルな生活を続け、投資家・哲学者としても尊敬されている。

📈 2021年~2025年の主な投資活動とエピソード

✅ 長期的な成功を収めた主力投資

  • Apple(アップル)
    2016年に投資を開始し、2023年までに評価額は約1,730億ドルに達しました。2024年には市場の不確実性を考慮し、保有株式の約半分を売却し、約755億ドルを現金化しました。 ウィキペディア

  • Coca-Cola(コカ・コーラ)
    1988年から保有を続ける最長期の投資先で、2025年時点で約400億ドル相当の株式を保有しています。

  • Verisign(ベリサイン)
    2025年には株価が35%上昇し、ドットコムバブル以来の高値を記録しました。

  • Moody’s(ムーディーズ)
    2000年から保有し、評価額は46倍以上に増加。 Fool

  • 日本の総合商社5社(伊藤忠、丸紅、三菱商事、三井物産、住友商事)
    2019年から投資を開始し、2024年末までに各社の持株比率を最大9.8%まで引き上げました。 ロイター

⚠️ 調整・撤退した投資

  • Paramount Global(パラマウント・グローバル)
    2022年に約26億ドルを投資しましたが、2024年に全株式を売却し、大きな損失を被りました。 ウィキペディア

  • HP(ヒューレット・パッカード)
    2022年に約42億ドルを投資しましたが、2023年から2024年にかけて全株式を売却しました。

  • TSMC(台湾積体電路製造)
    2022年に約41億ドルを投資しましたが、地政学的リスクを考慮し、2023年までに全株式を売却しました。

  • BYD(比亜迪)
    2008年から保有していた中国の電気自動車メーカーの株式を、2023年から2024年にかけて一部売却しました。

🛢️ エネルギー関連の投資

  • Occidental Petroleum(オキシデンタル・ペトロリアム)
    2022年から積極的に投資を行い、2024年には持株比率を28.2%まで引き上げました。 ウィキペディア

  • Chevron(シェブロン)
    2020年末から投資を開始し、2024年には一部株式を売却しました。

🌐 その他の動向

  • バークシャー・ハサウェイの現金保有
    2024年には、Apple株の売却などにより、現金保有額が過去最高の約2,770億ドルに達しました。 ウィキペディア

  • 公益事業への警鐘
    2025年の株主総会で、バフェット氏は電力会社のリスクについて警鐘を鳴らしました。 Business Insider 

    📊 バークシャー・ハサウェイの主な保有銘柄(2025年)

    銘柄名(ティッカー)保有株数保有比率株価(USD)評価額(USD)ポートフォリオ比率
    Apple (AAPL)300,000,000約2.0%$218.27約654.81億ドル約23.0%
    American Express (AXP)151,610,700約21.6%$270.51約410.12億ドル約14.4%
    Bank of America (BAC)680,233,587約8.9%$42.47約288.90億ドル約10.1%
    Coca-Cola (KO)400,000,000約9.3%$68.67約274.68億ドル約8.4%
    Chevron (CVX)118,610,534約6.7%$164.75約195.41億ドル約6.1%
    Occidental Petroleum (OXY)264,941,431約28.2%$47.94約127.01億ドル約4.3%
    Moody’s (MCO)24,669,778約13.7%$459.49約113.35億ドル約3.8%
    VeriSign (VRSN)13,289,880約14.0%$244.51約32.49億ドル約1.1%
    BYD Co. Ltd (BYDDF)54,200,142約4.4%$50.89約27.58億ドル約0.9%
    Amazon.com (AMZN)10,000,000約0.1%$196.21約19.62億ドル約0.7%
    Ally Financial (ALLY)29,000,000約9.4%$36.44約10.57億ドル約0.4%
    Aon PLC (AON)4,100,000約1.9%$390.35約16.00億ドル約0.6%

    🔄 最近の売買動向(2024年第4四半期)

    🟢 新規購入・買い増し

    • Constellation Brands (STZ)ビールやワインなどを手がける企業で、新たに約5.6百万株を取得。

    • Domino’s Pizza (DPZ)約1.1百万株を追加購入。Bankrate

    • Sirius XM Holdings (SIRI)保有株数を12%増加。

    • Pool Corp (POOL)保有株数を48%増加。マーケットウォッチ+2Seeking Alpha+2ロイター+2

    🔻 売却・保有比率の減少

    • Bank of America (BAC)保有株数を約15%減少。

    • Citigroup (C)保有株数を約75%減少。

    • Nu Holdings (NU)保有株数を約53%減少。

    • Ulta Beauty (ULTA)全株式を売却。


    💡 補足情報

    • 2025年5月時点で、Apple株の保有比率は約23%となっており、以前よりも減少していますが、依然として最大の保有銘柄です。

🧭 投資哲学の継承と後継体制

2025年、94歳のバフェット氏はバークシャー・ハサウェイのCEOを退任し、後継者としてグレッグ・アベル氏が指名されました。


バフェット氏の2021年から2025年にかけての投資活動は、長期的な視点と慎重なリスク管理に基づいており、彼の投資哲学がいかに時代を超えて有効であるかを示しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました