記憶力を上げる方法を調べてみた。

話題

どうも、おはよう・こんにちは・こんばんわミギーです。

誰でも年齢を重ねるごとに、記憶力が衰えてくるものです。よく知っているはずの人名や地名がすぐに出てこないと、いやでも老化を意識してしまい悲しくなってきます・・・

そんな方に対策方法などを調べてみました。

記憶力が低下する要因は?

加齢による老化現象

加齢により、人間の脳は確実に衰えてくるそうです。体を鍛えて肉体年齢が実年齢よりかなり若い人でも、神経細胞の働きは徐々に低下していきますし、脳の血流低下も避けられません。症状としては、「人の名前が出てこない」「新しい知識がなかなか覚えられない」といった老化現象が気になりだすはずです。

ただ、同じ症状でも加齢が原因の場合は、本人に忘れてしまった自覚があります。

一方で認知症になると、忘れたことに自覚がない。「言葉が出ない」「いわれたことがうまくできない」といったほかの症状も見受けられるのが一般的です。

ストレス

強いストレスを受けると、コルチゾールというホルモンの分泌量が増加して、海馬に大きな影響を与えます。コルチゾールは、ストレスにより急激に分泌量が増えるため、別名「ストレスホルモン」とよばれる非常に厄介な分泌物です。記憶の整理という重要な役割をもつ海馬は、ストレスホルモンによって機能が低下し、その結果記憶力が衰えていきます。コルチゾールについて調べてみると、「大量のコルチゾールは脳体積の低下と記憶障害に関係している」という研究結果※が、アメリカの医学誌「Neurology」に掲載されていました。

記憶をする種類がある( ゚Д゚)

短期記憶

短期記憶は、文字通り、ごく短時間で忘れてしまう記憶です。電話番号を一時的に覚えておくといった、いわゆる作業のために必要な記憶なので、用が済めばすぐに忘れてしまいます。すぐに忘れてしまうなどと聞くと、私たちはどうしても短期記憶を軽視しがちです。しかし、短期記憶が正常に機能しなければ、日常生活をスムーズにおこなうことはできません。

エピソード記憶

エピソード記憶とは、今までの人生で経験したすべての記憶をいいます。

「子どもの頃はよく祖母の家でよく将棋をしたなぁ・・」など

内容を問わず、上記のように自分が経験したいわゆる「思い出」は、すべてエピソード記憶と考えて差し支えありません。

意味記憶

意味記憶とは、勉強によって得た知識全般のことを指します。日本には暑い時期と寒い時期が存在することを、誰でも経験上知っています。しかし四季という概念は、意図的に学ばない限り、知ることはありません。前述のとおり、経験の量には限界があります。だから、日本には義務教育制度があり、半強制的に最低限必要な知識を学んでいくわけです。

記憶力を維持するためには?

ポイントはイメージ化と復習

重要な情報として長期間脳に記憶を残しておきたいなら、以下2つの方法が効果を発揮してくれます。

  1. 強いイメージを脳に与える
  2. 繰り返しインプットをおこなう

たとえば、なにか文章を暗記しようと思えば、多くの人は何回も繰り返し読み返します。人によっては、声に出して読む人もいるでしょう。いわゆる「音読」です。

この、「繰り返し音読をする」行為は、1と2両方の要素を満たしていますよね。視覚と聴覚のサンドイッチ効果でより強くインプットされるし、10回も繰り返せば内容はほとんど覚えてしまうはずです。

さらに記憶の定着を図るなら、イメージ化の得意な右脳を活用してください。文章をただ読むよりも、映像として取り込むほうが、圧倒的に記憶の定着度がアップします。

暗記をするなら音読は必須

前述のとおり、暗記をする際には、必ず音読をセットで考えてください。音読をすると、視覚と聴覚のサンドイッチ効果により、より深く記憶に残るからです。

さらに、声に出して読む行為を繰り返すうちに、覚えた内容をスラスラとアウトプットできるようになってきます。そういった効果を知っているから、語学を勉強する多くの人が、音読を推奨しているのです。

感情をともなう記憶は忘れにくい

前述のとおり「強いイメージと復習」は、記憶力アップに対して、非常に効果的です。ただ、さらに効率よく記憶力を上げたいならば、イメージと復習に「感情」を加えると、よりいっそう鮮明な記憶への定着が期待できます。

例えば、けがをしたり、落ち込んだときの反省したことに関しては記憶に残ります。

もし純粋に記憶力を上げる方法として感情を利用するならば、あくまでも喜びや楽しみといったポジティブな感情を使うようにしてください。といっても、特別なことをする必要はありません。

場所法のような記憶術を取り入れる

覚えるのが苦手という人は、場所法のような記憶術を取り入れると、覚えやすいかもしれません。場所法というのは、覚えたい内容をよく知っている場所に関連づけて記憶を促進する、記憶法のひとつです。

たとえば、「money(お金)」という単語を覚えたい場合、1万円札の詰まった浴槽に浸かっている自分をイメージしたとしましょう。実際にこのようなことはまずあり得ませんが、内容が現実離れしているほど、より強く記憶に刻まれます。

いちどこうやって強いイメージを記憶すれば、しばらく経ってmoneyの意味を聞かれても、札束のお風呂で泳ぐ自分の姿がすぐ頭に蘇ってくるはずです。自分がどの場面で何をしているかみたいな形で覚えてみてもいいかも♪

体を動かして脳の血流を改善

ここまでは、ある意味テクニック的な話ばかりを紹介してきました。しかし、そういったテクニックは、脳が正常に機能していなければそもそも成立しません。

普段座ることが多く、体を動かす機会が極端に少ない人は、適度な有酸素運動を生活に取り入れてみてください。筋肉を動かせば、血管が拡張して、全身の血流が改善されます。

軽い運動(散歩)など20分ほどしてみてもいいかもしれません。

生活の改善

今回紹介した記憶力低下の原因は、生活習慣を整えれば、大きく改善する可能性があります。脳を鍛えるなら最初に心と体を整えないと、いくら記憶力を上げる方法に取り組んでも、あまり意味がありません。まず最優先で取り組むべきは、バランスのよい食生活と8時間以上の良質な睡眠です。糖質60%・脂質25%・タンパク質15%の配分を基準に、ジャンクフードや加工食品をできるだけ食べないようにすれば、体はぐっと健康に近づくでしょう。睡眠についても、日本は世界で1・2位を争う短時間睡眠の国といわれています。フランスやイギリスと比べて、1時間以上短い状況をなんとか改善しなければなりません。そのほかにも、「適度な運動」や「良好な人間関係」「没頭できる趣味」など、脳の状態をよくしてくれる習慣は数多くあります

自分にあった記憶力のアップ方法に関して調べて見ました。

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