はじめに
投資を始めた人の多くが、最初に口座を作るのは SBI証券か楽天証券ではないでしょうか。
しかし、投資を続けていくと「
ここで問題になるのが…
👉 「口座ごとにアプリを開かないと残高がわからない」
👉 「資産全体の損益がパッと見られない」
という不便さです。
この記事では、複数証券口座をまとめて一括管理できるアプリ・
さらに、
第1章:なぜ証券口座をまとめて管理する必要があるのか?
- 資産全体が見えないと「どの銘柄がどのくらいの比率か」
が分からない - 配当金もバラバラに振り込まれるので「合計いくら?」
が見えづらい - NISAと特定口座を分けて使うと管理が煩雑になる
- 「投資は全体のバランス」が大事 → 見える化が必須
第2章:無料で使える代表的なアプリと機能
1. マネーフォワード ME(無料版)
- 家計簿+資産管理アプリ
- 10口座まで無料で連携可能
- SBI証券・楽天証券どちらも対応
- 株式・投資信託・銀行残高・クレジットカードまでまとめて見れる
- 初心者に最適:ざっくり資産を一括表示
2. ロボフォリオ(無料版)
- 投資管理に特化したアプリ
- SBI・楽天を自動連携可能
- 株・投信・米国株をまとめて確認
- 無料でも損益確認や残高把握は十分
3. Excel/Googleスプレッドシート(自作)
- 各証券会社からCSVをダウンロードして集計
- 完全無料でカスタマイズ自由
- 手間はかかるが柔軟性は最強
第3章:有料アプリでできること
1. カビュウ(Kaview)
- 月額980円〜
- 複数証券口座の自動連携(SBI+楽天同時OK)
- 配当金の自動集計・将来予測
- セクター・地域別の資産比率グラフ
- 長期資産推移を分析可能
2. マネーフォワード ME(プレミアム)
- 月額500円
- 連携口座数が無制限
- 過去のデータを無期限保存
- 詳細な資産推移グラフ
3. ロボフォリオ(有料プラン)
- 配当金管理、詳細なポートフォリオ分析
- 有料で「投資分析アプリ」として進化
第4章:その他の選択肢(+3種類以上)
バフェット・コード
- 株式分析に特化
- 自動連携はないが、財務指標や企業分析が強力
Portseido
- グローバル対応ポートフォリオ管理
- CSVインポートで海外ETFや外国株も管理可能
株view系アプリ
- 手動入力前提
- 株価チェックや簡易ポートフォリオ向き
第5章:無料 vs 有料の違いを徹底比較
項目 | 無料アプリ | 有料アプリ |
口座数 | 制限あり(10口座など) | 無制限 |
残高確認 | 可能 | 可能 |
損益確認 | 可能 | 詳細に分析可能 |
配当金管理 | 手動 or 簡易 | 自動集計・将来予測 |
資産推移 | 限定的 | 長期で遡れる |
資産配分分析 | 基本なし | セクター・地域ごとにグラフ化 |
コスト | 無料 | 月額500〜1,000円程度 |
第6章:アプリを使うときの注意点
- セキュリティリスク
- ログイン情報を預けるタイプは運営会社の信頼性を確認
- 二段階認証や暗号化の有無を必ずチェック
- データのズレ
- 更新タイミングによって実際の残高と数百円〜
数千円の差が出ることあり
- 更新タイミングによって実際の残高と数百円〜
- 対応範囲
- 日本株、米国株、投資信託はOKでも、
債券や暗号資産は非対応な場合が多い
- 日本株、米国株、投資信託はOKでも、
- コスト意識
- 投資規模が100万円程度なら無料で十分
- 数百万〜数千万規模なら有料で詳細分析する価値あり
第7章:初心者向けの結論
- とりあえず残高を一括で見たい → 無料アプリで十分(マネーフォワードME or ロボフォリオ)
- 配当金管理や投資比率も見たい → 有料アプリにアップグレード(カビュウ推奨)
- 家計も含めて総合管理したい → マネーフォワードME(有料)
- 完全に自分流でやりたい → Excelやスプレッドシート
第8章:ステップアップの流れ
- 最初は 無料アプリで残高管理に慣れる
- 投資額が増えたら 有料アプリで配当金や比率を自動管理
- 最終的に自分の投資スタイルに合ったアプリに絞る
まとめ
SBI証券と楽天証券を同時に使っているなら、
ただし、配当金管理や詳細な資産分析までやりたい場合は、
投資は「お金を増やすこと」だけでなく、「管理のしやすさ」
便利なアプリをうまく使って、
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