おはようございます!こんにちは!サグラダファミリアを見に行きたいとあこがれるミギーです。
今日はちょっとロマンあふれるテーマでお届けします。
「サグラダ・ファミリアと聖書とガリレオ・ガリレイって、何か関係あるの?」
……え?まったくバラバラに見えるって? たしかに!でも実は、”科学と信仰”という深いテーマでつながってるんです。
ということで、今回は初心者でもわかるように、ガリレオってどんな人? 聖書ってなに? サグラダ・ファミリアってなんなの? というところから、一つずつ丁寧にご紹介していきます!
ガリレオ・ガリレイってどんな人?
まずは「科学の父」とも言われるガリレオ・ガリレイから。
彼は1564年、イタリアに生まれた天文学者・物理学者・哲学者です。
望遠鏡を改良して天体観測を行い、木星の衛星や月のクレーター、太陽の黒点を発見しました。
そして何よりも有名なのが、地動説(地球が動いている)を支持したこと。
当時は「天動説(地球が宇宙の中心で、他の星が回ってる)」が常識。キリスト教会の教えにもとづいた考えだったんですね。
でもガリレオは、「いや、観察したら地球が動いてるっぽいんですけど」と真実を追求したんです。
その結果、教会から異端者として裁かれ、晩年は自宅軟禁に。まさに信仰と科学のぶつかり合い。
ただしガリレオ自身は、科学と信仰は対立するものではなく、”それぞれが別の方法で真理を探している”と考えていたんです。
これ、後でガウディとつながってくるので覚えておいてください!
聖書ってどんな本?
次は「聖書」について。これもざっくり解説します!
聖書は、キリスト教の聖典で、旧約聖書と新約聖書の2つに分かれています。
- 旧約聖書:天地創造(神が世界を作った)、ノアの箱舟、モーセの十戒など。
- 新約聖書:イエス・キリストの誕生、奇跡、死と復活など。
物語がたくさん詰まっていて、歴史書・道徳書・信仰書の側面があります。
そして、何世紀にもわたり多くの芸術・建築・文学に影響を与えてきました。
ガウディのサグラダ・ファミリアも、まさにこの「聖書の世界観」がベースになっています。
サグラダ・ファミリアってなに?
スペイン・バルセロナにある、とっても有名な建築物!
「サグラダ・ファミリア(聖家族教会)」は、1882年に建設が始まり、今も完成していない超巨大なカトリック教会です。
設計したのは、スペインの天才建築家 アントニ・ガウディ。
ガウディは、建築を「神への捧げ物」としてとらえていて、自然や聖書の世界をそのまま建物に表現しようとしたんです。
3つのファサード
サグラダ・ファミリアには3つの正面(ファサード)があり、それぞれ聖書のストーリーを表しています。
- 誕生のファサード:キリストの誕生と希望
- 受難のファサード:キリストの死と苦しみ
- 栄光のファサード:キリストの復活と天国への道
まるで「石でできた聖書」とも言える教会なんです。
しかもガウディは、自然界の形や黄金比、フラクタル構造(自然のパターン)を取り入れていて、科学的なアプローチも満載!
つまりここで、「信仰 × 科学」の融合が起こっているんです。
ガリレオとガウディの共通点・違い
ここで、ようやくつながってきました!
- ガリレオは、科学の力で宇宙の真理を探求し、教会と対立しました。
- ガウディは、科学(自然法則)を使って信仰を建築で表現しました。
アプローチは正反対だけど、どちらも「真理を探し、神を感じる」ために努力した人たちなんです。
そして面白いのが、ガリレオが生きた時代には科学と信仰が衝突していたのに、ガウディの時代(19世紀末〜20世紀初頭)にはそれを融合させようとする動きが出てきたということ。
時代とともに、「科学と信仰は共存できるのでは?」という発想が生まれてきたんですね。
最後に:現代へのメッセージ
サグラダ・ファミリアは、技術の進歩(3DプリンターやAI設計)も取り入れて、ついに2026年完成予定です(ガウディ没後100年)!
ガリレオが追い求めた宇宙の真理。 ガウディが祈りを込めて作った建築。 聖書が伝え続ける人間と神の物語。
すべてが「人間が何か大きなものに近づこうとする旅」なんだなと思います。
科学か信仰か、ではなく、どちらもあってこその人間らしさ。
ぜひバルセロナを訪れる機会があれば、サグラダ・ファミリアを眺めながら、そんなことを考えてみてください。
それではまた次回!ミギーでした!
コメント