どうも,おはよう,こんにちは、こんばんわミギーです。
今回は筋トレ後のマッサージガンの効果に関して書いていきたいと思います。
筋肉痛とは?(どんな現象?)
筋肉痛のメカニズムは完全には解明されていませんが、現在のところ、3つの要素が関係していると判明しています。
1、疲労物質の蓄積(科学的刺激)
筋肉に負荷をかければかけるほど、筋肉の中には乳酸などの疲労物質が溜まってきます。この溜まった疲労物質が痛みを起こす原因となっています。
疲労物質は運動直後に最も増加している為、運動直後に起こる筋肉の痛み(即時性筋肉痛)は主にこれが原因です。
ただ、運動直後から体内の疲労物質は徐々に分解されていくため、筋肉痛が長くは続きません。
2、筋繊維の損傷(物理的刺激)
筋肉は大きな力で収縮を繰り返すと、小さな断裂を起こします。そして、傷ついた部分が炎症を起こすことによって、痛みが発生します。
ウェイトトレーニングなどの強い負荷をかけた時に筋肉がダメージをうけるケースはこれがあてはまります。
高重量の負荷をかければかけるほど筋肉の断裂が著しく、運動中に破壊されていくため、これも主に即時性筋肉痛の原因であり、3日後にくる筋肉痛とはあまり関係がありません。
3、筋肉が修復する際の炎症
傷ついてボロボロになった筋肉の繊維は一度分解されてから、その部分に新しい筋繊維が合成されます。損傷した筋繊維やその周辺組織が回復過程で炎症を起こし、その際に発生する「痛み物質(ブラジキニン、ヒスタミン、セロトニン、プロスタグランジンなど)」が筋膜を刺激し、痛みを伴います。そうです!この筋肉が一度分解されることによって起こる痛みが、主に遅れて発生する筋肉痛(遅発性筋肉痛)の原因といわれています。
つまり、運動後すぐに筋肉痛がおきているのは、筋肉の断裂と疲労物質。2日後くらいから痛いのは、回復の為の炎症という事になります。一つの運動から生まれる筋肉痛も、今日と明日では原因がちがっている可能性が高いということを覚えておいて下さい。
マッサージガンとは
昔は肩こりというと、肉体労働などなどにより表層の大きな筋肉が疲労して起きているものがほとんどでした。
しかし、現代の肩こりはデスクワークやリモートワークによるパソコン作業やスマートフォンの操作などにより、同じ姿勢を続けることが原因で、深層部の小さな筋肉や筋膜が癒着して起きています。
最近、この筋膜の癒着を解消することが効率がよく肩こりや腰痛を解消できることがわかってきており、昔ながらの「もみほぐす」施術だけでは原因を解消することが難しくなってきました。
筋膜とは、筋肉を覆っている薄い膜のこと。大小さまざまな筋肉の周りには、その一つひとつが筋膜に覆われてできています。
この筋膜が筋肉に癒着すると、周辺の筋肉が動かしにくくなります。筋膜は全身につながっているので、一か所で癒着が起こると全身に影響し、慢性的な血行不良や全身のこりとなってしまいます。
このような慢性的なこりを解消するために有効なのが「筋膜リリース」です。筋膜リリースによって固くなった筋膜を解きほぐし正常な状態に戻すことで、全身の歪みや血行不良が改善し、パフォーマンスの向上にもつながります。
そして、そんな筋膜リリースを自分で手軽かつ効果的に行えるのが「マッサージガン」なのです。
どんな時にマッサージガンを使うの?
基本的には、痛みを感じてからのマッサージはNGです。 痛みの箇所に力を加えることで、回復途中の筋肉を傷つけ再生を遅らせることになりかねないからです。 さらに、マッサージによって、酸素を運ぶ物質が損傷部分から血液中に流れ出てしまうのです。
マッサージガンをするときは運動してすぐに使ってからお風呂に入ることが一番の疲労回復につながると思います。それでは、またー♪
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