日本の総理大臣は、国民の直接投票で決まるわけじゃなくて、
そして、自民党が政権を握っている今は、自民党の総裁=
だから「自民党の総裁選挙」がめちゃくちゃ重要!
ここで選ばれた人が、日本のトップリーダーになるわけです。
今回の総裁選、立候補したのはこの5人!
1. 小林 鷹之(こばやし・たかゆき)
- 1974年生まれ、千葉出身。東大法学部&
ハーバード大で学んだエリート。 - 岸田内閣では「経済安全保障担当大臣」を経験していて、
国の安全と経済をどう守るか、というテーマに強い人。 - 若手らしく「新しい顔」として注目されているけど、
ベテランに比べるとまだ知名度は弱め。 - 「外国人に頼らず、自国でできる体制づくり」を大事にしていて、
移民拡大には慎重。
イメージ:真面目な優等生タイプ、新しい時代をつくりたい若手。
2. 茂木 敏充(もてぎ・としみつ)
- 1955年生まれ、栃木出身。東大→ハーバード→
マッキンゼーというバリバリのキャリア。 - 外務大臣や経済再生担当大臣、
そして自民党の幹事長も務めたベテラン。 - 「結果を出す政治」をモットーに、
安定感と実務力をアピールしている。 - ベテランだから党内の信頼は厚いけど、「新しさ」
に欠けるのが弱点。
イメージ:経験豊富な調整役、安定感は抜群。
3. 林 芳正(はやし・よしまさ)
- 1961年生まれ、山口出身。
東大卒でハーバードにも留学経験あり。 - 外務大臣、文科大臣、農水大臣、官房長官など、
ほとんどの重要ポストを経験してきた“実務派”。 - 外交・安全保障に強みがあり、国際的な信頼感もある。
- ただし、派手さがなく「安定型」の印象が強いので、
国民人気というより党内の安心感を重視する人に支持されやすい。
イメージ:ベテランの安定型プレイヤー、
4. 高市 早苗(たかいち・さなえ)
- 1961年生まれ、奈良出身。神戸大学卒業。
- 保守派の代表格で、憲法改正や国防強化に積極的。
- 過去に総務大臣、政調会長などを歴任。
- 「女性初の総理大臣」を狙う注目株でもある。
- 強気な発言が目立ち、保守層からの人気は厚いけど、
中道や柔らかい層からは「ちょっと強すぎる」と思われることも。
イメージ:信念が強い保守派リーダー、
5. 小泉 進次郎(こいずみ・しんじろう)
- 1981年生まれ、神奈川出身。父は小泉純一郎元首相。
- コロンビア大学院で学んだ後、2009年に初当選。
- 環境大臣として「プラスチックごみ削減」
などを打ち出したことでも話題に。 - 改革派で「新しい政治」を掲げるが、
具体的な中身が弱いと批判されることもある。 - 若者や無党派層からの人気は高く、メディア映えする存在。
イメージ:爽やかなプリンス、でも中身の実行力はまだ未知数。
誰が強い?それぞれの強みと弱み
- 小林鷹之 → 若さと政策重視の姿勢が強み。でもまだ知名度が足りない。
- 茂木敏充 → 経験と安定感は抜群。でも“古さ”をどう払拭するかが課題。
- 林芳正 → 実務力と外交経験が強み。でもインパクトが弱い。
- 高市早苗 → 保守層からの熱い支持と“女性初の総理”の注目度が武器。
でも極端な印象をどう克服するかがカギ。 - 小泉進次郎 → 圧倒的な人気と知名度。けど、
政策の具体性や実務力が不安視されやすい。
今後の展開はどうなる?
自民党総裁選は「国会議員票」と「党員票」で決まります。
- 議員票はベテラン候補が強い。
- 党員票は人気者が強い。
この構図からすると、
- 議員に強いのは → 茂木・林・高市
- 党員人気が強いのは → 小泉・小林
つまり、“議員票”と“党員票”を両方うまく取れる人が勝つ というのが基本のシナリオです。
現時点では 小泉進次郎と高市早苗 が有力候補と見られているけど、
まとめ:初心者的にどう見る?
- 総理大臣は国民が直接選ぶんじゃなくて、
自民党の総裁選で決まる。 - 今回は5人が立候補。ベテランもいれば若手もいて、
かなりバラエティ豊か。 - 「安定感」vs「新しさ」の構図で戦っている。
- 人気投票的に盛り上がるのは小泉&高市、
でも実際に議員票を固められるのは茂木や林。 - 結果は決選投票まで持ち越しになりそうで、
最後まで目が離せない。
初心者の目線で言うと、「政治の世界って、
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