🌏 日本の政治はこのままでいいの?

話題

🗣️ はじめに:「政治って、なんか遠い」って感じてない?

正直に言えば、政治ってちょっと“おじさんの世界”ってイメージありませんか?

テレビをつけても、新聞を開いても、出てくる政治家はほとんど50代・60代・70代。

「若手議員」と紹介されてる人でも、よく見ると40代後半だったりします。

でも考えてみてください。

日本の未来を生きていくのは、20代・30代・40代の世代。

にもかかわらず、国の方針を決めているのは主に60代以上。

これって、どこか歪(いびつ)だと思いませんか?

👴 なぜ日本の政治家は年配の人ばかりなの?

まず結論から言うと、理由はいくつもあります。

制度・お金・文化・人間関係――全部が絡み合ってるんです。

🧾 1. 年齢制限の壁

実は、日本の政治家には「下限年齢」があるんです。

  • 衆議院議員 → 25歳以上
  • 参議院議員 → 30歳以上
  • 地方議員 → 25歳以上

つまり、20代前半ではそもそも立候補できない。

スタートラインにすら立てない若者も多いんです。

💰 2. お金がかかりすぎる

選挙って、思った以上にお金がかかります。

ポスター、車、チラシ、スタッフ費用……。

立候補するだけで数百万円〜数千万円必要なんてこともザラ。

社会に出たばかりの20代に、そんな資金は現実的にムリですよね。

政治は「金持ちか支援者の多い人ができるもの」になってしまっているんです。

🧓 3. 「経験がない」と見られる

選挙って“信頼”が勝負。

でも20代だと、「この人、政治のことわかってるの?」

「まだ若いのに議員は早いんじゃない?」と見られることが多い。

つまり、有権者が“若さ=未熟”と感じてしまうんです。

実際、投票者の7割が50代以上なので、同年代の候補に票を入れがちなんですね。

🏛️ 4. 「議員に定年がない」

そう、議員には定年がないんです。

会社なら60歳で定年、70歳で再雇用でも引退しますよね。

でも議員は違う。

80歳でも90歳でも立候補できるし、当選すれば現役。

だから、いつまでたっても新しい世代が入りづらいんです。

📉 結果:世代交代が進まない悪循環

  1. 若者が立候補しづらい
  2. 年配の人が現職を続ける
  3. 議会が高齢化
  4. 若者の声が届かない
  5. さらに若者が政治に興味をなくす

この流れが、何十年も続いています。

そして気づけば、

「平均年齢60歳の国会」「地方議会は70歳近いメンバー多数」

という現実。

🧓🧑‍🎓 50代・60代議員が悪いわけじゃない

ここは誤解してほしくないんですが、

年配の議員さんが悪いわけではありません。

むしろ、長年積み上げた経験や人脈で支えている面もあります。

問題は、「多様な世代のバランスが崩れている」こと。

会社でも、若手とベテランが混ざるからこそ新しい発想が生まれますよね。

でも政治の世界では、その混ざりがほぼ起きていません。

🌱 若者が政治に出ないとどうなるの?

  • AI・テクノロジーに疎いまま法律が決まる
  • 教育・子育て支援の優先順位が低くなる
  • 将来の税金・年金負担を“今の若者”が背負う

これ、今すでに起きています。

政治に若い視点が足りないからこそ、未来を考えた政策が遅れている。

🗳️ 若者が「投票しない国」は変わらない

投票率のデータを見ると、

  • 20代:30%前後
  • 60代以上:70%以上

つまり、「若者が選ばない政治家」よりも「高齢者が選ぶ政治家」が当選する構造。

これでは、若い世代の政策が後回しになるのも当然です。

🔧 じゃあ、どうすれば変わるのか?

ここが大事なポイント。

「若い人が政治に入れない理由」があるなら、それを変えればいい。

💡 被選挙権の引き下げ

→ 25歳→18歳へ下げることで、高校卒業〜大学生も政治を志せる。

💡 クラウドファンディング選挙

→ 支援者からネットで資金を集める仕組みを広げる。

💡 若者枠の導入

→ 比例代表などで若手候補を一定割合入れる制度をつくる。

💡 政治教育の充実

→ 学校で「投票の意味」「政治の仕組み」を教える機会を増やす。

💡 SNSでの情報発信支援

→ 若手議員がSNSで政治を身近に伝えられるようにする。

💬 「若いから無理」じゃなく「若いからこそできる」

若い世代には、

  • 柔軟な発想
  • 新しい技術への理解
  • 社会の空気を読む感覚

があります。

政治に必要なのは“年齢”よりも“感性と誠実さ”。

それを持つ若者がもっと増えれば、政治は必ず変わります。

🔮 未来の政治に必要なのは「世代の共存」

理想は、「若者だけの政治」でも「高齢者だけの政治」でもなく、

いろんな世代が一緒に考える政治です。

  • 若者がアイデアを出し、
  • ベテランがそれを現実に落とし込み、
  • 市民全体がその橋渡しをする。

そんな政治ができたら、日本はきっともっと面白くなります。

💬 最後に:政治を“遠い世界”のままにしないで

「政治って難しい」「どうせ何も変わらない」

そう思っている間に、政治はどんどん“他人ごと”になっていきます。

でも、政治は本来“自分ごと”です。

自分の生活、給料、教育、子育て、医療、年金――全部つながっています。

もし少しでも「このままじゃ変だな」と思うなら、

それがもう政治に参加する第一歩なんです。

🌈 まとめ

テーマ内容
若者が少ない理由制度・資金・経験・文化の壁
問題点世代交代の遅れ・高齢化
改革の方向性被選挙権引き下げ・若手支援・教育改革
目指す未来世代が混ざる政治・共感でつながる社会

✨ あなたへの問いかけ

「もし自分が政治家になれるなら、どんな日本をつくりたいですか?」

答えは一人ひとり違っていい。

でも、考えようとすることがすでに**“政治参加”の第一歩**です。

💡筆者コメント

政治って、遠いようで近い。

批判よりも、関心。

無関心よりも、行動。

未来を変えるのは、いつだって“気づいた誰か”から始まります。

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