どうも、おはよう、こんにちは、こんばんわミギーです。
今話題のチャットGPT(ChatGPT)ですが、いったいどのようなものなのか気になっているので調べてみました。
チャットGPT(ChatGPT)とは
チャットGPT(ジーピーティー)とは、米国の企業であるOpen AI社が開発した、人工知能(AI)を使ったチャットサービスです。
人間の質問に対して、まるで人間のように自然な回答をします。2022年11月に公開されるとまたたく間に注目を集め、利用者数が急増中です。
GPTは「Generative Pre-trained Transformer(ジェネレーティブ・プリ・トレーニド・トランスフォーマー)」の略で、Web上の大量のデータをもとに学習する文章生成言語モデルを指します。また、さらなる人間らしさをくわえる方法として、ChatGPTは実際の人間のフィードバックを反映させた強化学習方法「RLHF(Reinforcement Learning with Human Feedbackの略)」を取り入れています。具体的には質問する側と回答する側の両方を演じるAIトレーナーたちが会話形式で情報をシステムに登録しているそうです。
ChatGPTにできること
ChatGPTはちょっとした疑問への回答を提示できるのはもちろんのこと、以下のような頼みごとにも対応してくれます。
(1) ソースコード(プログラミング言語)の生成
(2) ソースコードのバグ検知
(3) 最適なSEOキーワードの提案
(4) 記事や投稿文の作成
(5) 計算
(6) メール文の作成
(7) 本や映画への感想文の作成
(8) 物語の執筆
(9) 作詞や作曲
(10) レシピの作成特に文章に関しては論文のような形で返してくるので、大学生の悪用や論文などに使われる可能性なども考えられています。
たとえば定型文を書くならまだしも、ちょっとした想像力も要する(8)の出来具合は気になるところかもしれません。「キャッシュレス決済の物語を村上春樹のような文体で書いてください」という問いかけには、以下のような返答がありました。
言葉遣いにはほんの少しだけ違和感があり、キャッシュレス決済に対して好意的なため少し偏見があるようにも思えますが、物語としては成立しているといえるでしょう。登場人物をはじめストーリーの細かな設定にも大きな違和感はなく、本当にAIが書いたのかと驚いてしまうかもしれません。
ChatGPTにおける懸念点
一つの娯楽として対話を楽しむだけならいいものの、プログラミング言語や論文までもが簡単に書けてしまうことからたくさんの懸念点があります。
(1) 簡単に他人のパソコンをのっとたり悪用ができないか?
(2) フェイクニュースが大量生産できてしまわないか?
(3) 学生が論文をChatGPTに書かせたり、テストに悪用しないか?
(4) 仕事を失う人が出てくるのではないか?
実際に(3)はすでに問題として挙げられており、ペンシルバニア大学ウォートン・スクールでは経営学修士課程(MBA)の試験を試しにChatGPTに受けさせたところ、結果はB-からB程度の評価で合格とみなされていました。
携帯一つで大学に受かれるなら悪用する人もでてくるのではないのでしょうか?
チャットGPTの始め方
チャットGPTはパソコンでもスマホでも使えるWebサービスなので、アプリをダウンロードする必要はありません。料金も、基本的には無料です。ここではスマホでの操作方法を例にとって説明しますがパソコンでも同様です。
- スマホからチャットGPTにアクセスします。すると以下の画面が開きますので、左下の「Try ChatGPT」をタップします。
チャットGPT URL:https://openai.com/blog/chatgpt/- そうすると以下の画面に変わります。アカウントがない(初めて利用する)場合は右側の「Sign up」をタップします。
- メールアドレスを入力します(手持ちのGoogleやMicrosoftのアカウントを使用することもできます)。
- パスワードを設定します。
- 登録したアドレスにOpenAIからメールが届きます。「Verify email address」をタップしましょう。
名前と電話番号の登録画面になります。名前と電話番号を登録すると6桁の認証コードがSMSで送られてくるので、そのコードを入力すると完了です。チャットGPTを使ってみよう
- ホーム画面の下部に入力スペースがあるのでそこに問いかけをしてみましょう。
- するとチャットGPTが回答してくれます。
使い方はこれだけです。簡単ですね!
チャットGPTを使ってみた!
チャットGPTがどのように注文に応えてくれるのか、試しにメールの作成をお願いしてみました。
依頼は以下の通りです。
「カメラマンの○○さんにゴールデンウィークのレジャー施設の撮影を依頼するメール」この依頼に対し、チャットGPTが作成したメールの文章がこちらです。
撮影内容のリストや著作権に関する注意など、たった2行の注文をもとにこれだけの文章を作成できるとは、本当にAIが進化していることを実感させられます。
参考文献チャットGPTとは?始め方、使い方から実際に使ってみた様子まで紹介 – ルートテック|ビジネスライフとキャリアを応援する情報メディア (seraku.co.jp)
みなさんも一度試してみてはいかがでしょうか?
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