🍙 はじめに
「こんにちは、ミギーです。今回は、日本の伝統的な保存食『梅干し』の作り方を、初心者にも分かりやすくご紹介します。自宅で梅を漬けると、香りも味も格別です!」
🛒 梅干し作りに必要な材料
材料 | 分量(目安) | 備考 |
---|---|---|
青梅または完熟梅 | 1kg | 南高梅が定番、黄色く熟したものが◎ |
粗塩(天然塩) | 180〜200g(梅の18〜20%) | 精製塩は避ける |
焼酎(35度以上) | 50ml程度 | カビ防止用 |
赤しそ(お好みで) | 300g | 色と風味を付ける場合 |
塩(赤しそ用) | 30g | 赤しそもみ用 |
保存用の容器 | 1つ | 梅がすべて浸かる大きさのガラス瓶やホーロー容器 |
🧂 梅干しの作り方【工程】
1. 梅の下準備
青梅の場合は追熟して黄色くする(数日常温で放置)
水洗いしてヘタを取る(竹串が便利)
水に数時間〜一晩つけてアク抜き
よく水を切り、ふきんなどでしっかり拭く
2. 塩漬け
清潔な保存容器に梅と塩を交互に重ねる
最後に焼酎を全体にふりかける(カビ防止)
落とし蓋と重しをのせる(梅の2倍程度の重さ)
液(梅酢)が上がってくるまで1週間程度待つ
3. 赤しそを加える(お好みで)
赤しそを洗って水気を取り、塩でもんでアクを抜く(2回程度)
出てきたアクは捨て、梅酢でしそをほぐしてから、梅に加える
4. 土用干し(7月〜8月の晴天)
梅としそを取り出し、ザルに並べて天日干し(3日間)
日中は日光に当て、夜は取り込む or 梅酢に戻す
干した後は梅酢に戻して保存、または乾燥したまま保存も可能
📝 保存と食べ頃
保存容器に戻し、冷暗所で保管
約1ヶ月後から食べ頃、1年熟成させるとさらにまろやかに
🍽 梅干しのおすすめ活用レシピ
梅おにぎり:王道。炊きたてご飯と相性抜群。
梅肉ドレッシング:たたいた梅干しに醤油・みりん・ごま油を混ぜて。
梅干しと鶏肉の煮物:さっぱり味の煮物に。
梅チャーハン:炒めご飯にたたいた梅で酸味プラス。
冷奴+梅干し+かつお節:おつまみに最高。
💡 梅干しの健康効果・効能
効果 | 説明 |
---|---|
疲労回復 | クエン酸が乳酸を分解し、疲労軽減に |
食欲増進 | 酸味が消化液の分泌を促進 |
抗菌作用 | 昔から「おにぎりに梅干し」があるのはこのため |
便秘改善 | 食物繊維と腸内環境のサポート |
血液サラサラ効果 | クエン酸の代謝促進作用 |
✏️ まとめ
手間はかかりますが、自分で漬けた梅干しは格別!今年はぜひ挑戦してみてください。ブログでは梅干し作りの様子を写真付きで紹介していますので、気になる方はチェックしてみてください!

✅ なぜ重りが必要なのか?
塩漬けの工程で重りを使うのは主に次の理由からです:
理由 | 説明 |
---|---|
梅から梅酢をしっかり出すため | 重さで圧をかけ、梅の中の水分(=梅酢)を早く引き出します。これが防腐と味付けの要です。 |
カビ防止 | 梅が空気に触れているとカビやすくなるので、早く全体が梅酢に浸かるようにするためです。 |
均一な漬かり | 重さで全体がバランスよく漬かりやすくなります。 |
✅ 重りなしでもできる?
✅ 方法1:ジップロック+密封
梅と塩をジップロックに入れて、空気をしっかり抜く
平らにして冷蔵庫や涼しい場所に置いておけば、自然に梅酢が出てくる
この方法は少量(1kg以下)向け
🟡 注意点:
容器や袋の中の空気をしっかり抜かないと、カビが発生することがあります
出てきた梅酢が全体に行き渡るように、ときどき袋を揉んであげると良い
✅ 方法2:重りの代用
お皿+水入りのペットボトル
ビニール袋に水を入れて封をして重石代わりに
これでも十分代用可能です。梅1kgに対して1〜2kgの重さが理想。
✅ 結論:初心者におすすめなのは…
条件 | おすすめ方法 |
---|---|
初心者で失敗したくない | 重りを使う伝統的な方法が安心(カビリスク低) |
少量・手軽に作りたい | ジップロック+空気抜き方式もアリ |
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