返してもらえない理由と、神経が腐るまでの本当の話
はじめに|「売れるんじゃない?」と思ったあなたへ
歯の治療を受けたあと、
「外した金歯、返してもらってないけど…
これって売れるんじゃない?」
私自身、今回の歯のトラブルを通して、
しかも、ただの虫歯ではありません。
夜も眠れず、冷たい水を口に含まないと耐えられないほどの激痛。
最終的には夜間の応急診療所へ駆け込むことになりました。
この記事では、
- なぜ金歯・銀歯は返してもらえないのか
- 実際に売ることはできるのか
- 神経が腐るまで放置されてしまった背景
- これから歯を守るために大事な考え方
を、実体験ベースで正直に書いていきます。
同じように歯の痛みで苦しんでいる人、
被せ物を外されてモヤモヤしている人の参考になれば幸いです。
今回の経緯|発狂しそうになった奥歯の痛み
最初は違和感程度でした。
- 噛むと少し変な感じがする
- 冷たいものがしみる気がする
そんな状態で歯医者に何度か通いましたが、
レントゲンを撮っても「大きな問題はなさそう」「
しかし、ある日を境に状況は一変します。
- 冷水を含むと一瞬だけ楽
- 口から水を吐き出すと、ズキズキと激痛
- 夜になるほど悪化
- 眠れない
- 立っていても座っていても痛い
正直、発狂しそうでした。
我慢できるレベルではなく、
「これはもう普通じゃない」と判断して、
夜間の応急診療所で言われた衝撃の一言
診察を受けた結果、言われたのが次の言葉です。
「奥歯の神経が腐って、炎症を起こしています」
つまり、
歯の神経がすでに壊死していた状態でした。
その場で、
- 金歯(被せ物)を外す
- 神経を抜く処置
が行われました。
そして痛みのピークは、ここでようやく終わりを迎えます。
外した金歯は返してもらえなかった
治療後、少し落ち着いてからふと気づきました。
「あれ?外した金歯、返してもらってない…」
金歯と聞くと、
「金=価値がある」「売れるのでは?」
と思ってしまうのは自然な感覚だと思います。
結論から言うと、
👉 返してもらえなくて普通
👉 治療としては何も問題ない
というのが現実です。
なぜ金歯・銀歯は返してもらえないのか
① 医療廃棄物として扱われるから
歯の被せ物は、
- 口の中で長期間使用されていた
- 血液や唾液が付着している
- 細菌に汚染されている可能性がある
このため、医療廃棄物扱いになります。
特に応急診療所では、
- 命(健康)を守るための処置が最優先
- 外した被せ物を洗浄・保管・返却する体制がない
という理由から、
そのまま廃棄されるのが一般的です。
② 再利用できない
一度外した被せ物は、
- 微妙に変形している
- 内側が虫歯や細菌で汚染されている
- 精度が落ちている
ため、再利用はほぼ不可能です。
「また付け直せばいいのでは?」
という発想は、歯科治療では通用しません。
③ 金としての価値が思ったより低い
歯科用ゴールドは、
- 純金(24K)ではなく合金
- 重さは1〜2g程度が多い
仮に買い取ってもらえたとしても、
- 数千円程度
- 手数料や手間を考えると割に合わない
というケースがほとんどです。
実際、売れるのか?
結論をもう一度はっきり書きます。
👉 基本的に売れません。
理由は、
- 医療廃棄物扱いで買取不可
- 買取できる業者が非常に限られる
- 個人で売るには現実的でない
からです。
一部、歯科金属を専門に扱う精錬業者が存在しますが、
- 量がまとまっていることが前提
- 個人で1本だけ持ち込むのはほぼ不可
という世界です。
「損した」と思う必要はない
金歯を返してもらえなかったと聞くと、
「お金を失った気がする」
と思ってしまいます。
しかし、冷静に考えると、
- 治療上の価値:ゼロ
- 金属としての価値:ごくわずか
- 歯を守る価値:非常に大きい
つまり、
👉 実質的な損はほとんどありません。
それよりも、
あの激痛から解放されたことの価値の方が圧倒的に大きいです。
なぜここまで悪化するまで気づかれなかったのか
ここは、正直かなり悔しかった部分です。
- 何度も歯医者に行った
- 痛みを訴えた
- でも「様子見」と言われ続けた
結果として、神経が腐るまで進行してしまいました。
ただ、これは珍しい話ではありません。
- 金歯・銀歯の下は見えにくい
- 初期〜中期はレントゲンに写りにくい
- 神経を抜く判断は不可逆なので、歯医者は慎重
こうした事情が重なると、
患者の感覚と医療側の判断にズレが生じることがあります。
神経を抜いた歯はどうなるのか
神経を抜いた歯は、
- 痛みを感じなくなる
- 乾燥しやすくなる
- もろくなりやすい
という特徴があります。
だからこそ、
- 根の治療を最後まで仕上げる
- 強度のある被せ物を入れる
- 噛み合わせを調整する
ことが重要になります。
これから一番大事なのは「次の被せ物」
失った金歯よりも重要なのは、
これから入れる被せ物をどう選ぶか
です。
- ゴールド
- ジルコニア
- 保険の銀歯
それぞれにメリット・デメリットがあります。
奥歯で神経を抜いた場合、
強度と長持ちを優先する選択が、結果的に歯を守ります。
まとめ|この記事で伝えたいこと
- 外した金歯・銀歯は基本的に売れない
- 返してもらえなくても問題ない
- 医療廃棄物扱いが普通
- 本当に大事なのは「これからの治療」
- 激痛を我慢し続ける必要はない
おわりに|同じ痛みを経験する人を減らしたい
今回の歯の痛みは、
人生でもトップクラスの苦しさでした。
でも同時に、
- 歯の痛みは我慢してはいけない
- 違和感を軽視してはいけない
- 適切な治療を受ければ回復できる
ということも、身をもって知りました。
この記事が、
同じような痛みで悩む人の不安を
少しでも減らせたら嬉しいです。



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