どうも、おはよう、こんにちは、こんばんは。ミギーです。
最近はニュースやSNSなどで、ビットコインという言葉を目にする機会が増えてきました。
「ビットコインは今後も値上がりするのではないか」
「少しだけでも持っておいた方がいいのではないか」
そう考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、ビットコインは大きく値上がりする可能性がある一方で、短期間に価格が半分以下になることもある、値動きの激しい資産です。
特に総資産が300万円ほどの場合、最初から数十万円、100万円と投資してしまうと、家計への影響が大きくなります。
そこで今回は、
- 総資産300万円ならビットコインをいくら買うべきか
- 一括購入と積立購入のどちらがよいのか
- 生活防衛資金はいくら残すべきか
- 新NISAとビットコインのどちらを優先するのか
- ビットコインの税金で注意すること
について、投資初心者の方にも分かりやすく解説します。
※この記事は特定の暗号資産の購入を勧めるものではありません。投資はご自身の判断と責任で行ってください。
総資産300万円ならビットコインは3万円から9万円程度
結論からいうと、総資産が300万円の場合、ビットコインに投資する金額は、まず資産全体の1%から3%程度で十分です。
金額にすると、次のようになります。
| 投資割合 | ビットコインへの投資額 |
|---|---|
| 1% | 3万円 |
| 2% | 6万円 |
| 3% | 9万円 |
| 5% | 15万円 |
| 10% | 30万円 |
初めてビットコインを購入するなら、まずは3万円から始めてもよいでしょう。
もう少し積極的に投資したい場合でも、最初の目標額は6万円から9万円程度が現実的です。
総資産300万円のうち、いきなり30万円を投資すると、資産全体の10%をビットコインが占めることになります。
ビットコインは金融庁も、価格が変動し、急落によって損失が発生する可能性があると注意を呼びかけています。金融庁・財務局に登録された交換業者を利用しても、価格下落のリスクがなくなるわけではありません。
そのため、総資産300万円の段階では、ビットコインで一気に資産を増やそうとするよりも、まずは少額で値動きに慣れることが大切です。
私なら最初は6万円を目標にする
総資産300万円から始めるなら、私ならビットコインの目標額を6万円にします。
資産全体の2%です。
6万円であれば、仮にビットコインの価格が70%下落しても、損失は約4万2,000円です。
もちろん4万円以上の損失は小さくありません。
しかし、総資産300万円全体への影響は約1.4%に抑えられます。
一方、30万円を投資して70%下落すると、損失は21万円です。
| 投資額 | 70%下落後の評価額 | 損失額 |
|---|---|---|
| 3万円 | 9,000円 | 2万1,000円 |
| 6万円 | 1万8,000円 | 4万2,000円 |
| 9万円 | 2万7,000円 | 6万3,000円 |
| 15万円 | 4万5,000円 | 10万5,000円 |
| 30万円 | 9万円 | 21万円 |
総資産300万円の段階で21万円を失うと、家電の買い替え、車検、医療費、引っ越しなど、急な出費への対応力が大きく低下します。
「値上がりしそうだから多めに買う」のではなく、「大幅に値下がりしても生活が変わらない金額」を基準に考えましょう。
おすすめの資産配分例
総資産300万円の場合、すべてを投資に回すのはおすすめできません。
例えば、次のような配分が考えられます。
| 資産の種類 | 配分例 | 金額 |
|---|---|---|
| 現金・普通預金 | 60% | 180万円 |
| 新NISA・投資信託 | 25% | 75万円 |
| 定期預金・個人向け国債など | 10% | 30万円 |
| ビットコイン | 2% | 6万円 |
| 予備資金 | 3% | 9万円 |
| 合計 | 100% | 300万円 |
この配分では、現金と予備資金を合わせて189万円確保しています。
ただし、必要な現金の金額は、家族構成や毎月の生活費によって変わります。
独身で実家暮らしの方と、家賃や住宅ローンを支払いながら子育てをしている家庭では、必要な生活防衛資金は同じではありません。
生活防衛資金を先に確保する
ビットコインを買う前に、まず確認したいのが生活防衛資金です。
生活防衛資金とは、失業、病気、けが、家電の故障など、予想外の出来事に備えて確保しておく現金です。
目安としては、
- 独身で収入が安定している人:生活費の6か月分程度
- 配偶者や子どもがいる家庭:生活費の1年分程度
- 収入が不安定な人:1年分以上
を考えておくと安心です。
例えば、毎月の生活費が20万円なら、6か月分で120万円、1年分で240万円です。
総資産が300万円で、毎月の生活費が20万円かかる家庭なら、投資できる余裕はそれほど大きくありません。
その場合は、ビットコインを無理に6万円買わず、まず1万円から始める方法でも問題ありません。
投資は金額の大きさを競うものではありません。
生活が苦しくならないことが最優先です。
近いうちに使うお金は投資しない
今後、次のような予定がある場合は、そのためのお金をビットコインへ回してはいけません。
- 住宅購入の頭金
- 引っ越し費用
- 車の購入費用
- 結婚費用
- 出産や育児費用
- 子どもの教育費
- 家電の買い替え
- 住宅の修繕費
特に5年以内に使う予定があるお金は、原則として現金や元本割れの可能性が低い方法で確保しておく方が安全です。
ビットコインは、必要な時期に価格が下落している可能性があります。
「来年、車を買うために必要なお金だけれど、少し増やしたい」
という理由で投資すると、購入直前に暴落して車を買えなくなることも考えられます。
使う時期が決まっているお金と、長期間使わないお金は、きちんと分けて管理しましょう。
6万円を一括購入しない
ビットコインを6万円買うと決めても、一度に全額を購入する必要はありません。
初心者の方には、購入時期を分ける方法がおすすめです。
例えば、次のように購入します。
少額から慎重に始める方法
- 最初に1万円購入
- その後、毎月5,000円を10か月購入
- 合計6万円
この方法なら、ビットコインを買った直後に価格が大きく下落しても、残りのお金で安く購入できます。
反対に価格が上がった場合は、最初に購入した1万円分が値上がりします。
もちろん、分散して買えば必ず利益が出るわけではありません。
しかし、一度に購入するよりも、購入価格が高値に集中するリスクを抑えやすくなります。
さらに慎重に始める方法
毎月3,000円を積み立てる方法もあります。
1年間で3万6,000円です。
まず1年間続けてみて、ビットコインの大きな値動きに耐えられるか確認します。
価格が20%下がっただけで不安になって売りたくなる場合は、投資額が自分にとって大きすぎる可能性があります。
逆に、半分近く値下がりしても生活に影響がなく、落ち着いて保有できるなら、翌年以降に投資額を少し増やすことを検討できます。
新NISAとビットコインはどちらを優先する?
総資産300万円なら、基本的にはビットコインより新NISAを優先した方がよいでしょう。
NISA口座で購入した対象商品から得た利益は非課税です。
2024年から始まったNISA制度では、非課税保有期間が無期限になり、制度自体も恒久化されました。年間投資枠は、つみたて投資枠と成長投資枠を合わせて最大360万円です。
一方、ビットコインはNISAでは購入できません。
そのため、資産形成の優先順位は次のように考えると分かりやすいでしょう。
生活防衛資金
↓
5年以内に使う予定のお金
↓
新NISAでの長期積立
↓
余裕資金でビットコイン
新NISAでは、全世界株式や米国株式などに連動する低コストの投資信託を長期間積み立て、ビットコインは補助的な資産として少額保有する形です。
総資産300万円のすべてを値動きの大きい商品へ投資するのではなく、現金、株式、債券、暗号資産などに分散することが重要です。
ビットコインを買う取引所の選び方
ビットコインを購入するときは、金融庁・財務局に登録された国内の暗号資産交換業者を利用しましょう。
登録されているから絶対に安全という意味ではありませんが、無登録業者を利用するより、トラブルに遭うリスクを抑えやすくなります。
取引所を選ぶときは、次の項目を確認します。
取引所形式で購入できるか
暗号資産の購入方法には、主に「販売所」と「取引所」があります。
販売所は、暗号資産交換業者から直接ビットコインを購入する方法です。
操作が分かりやすい一方、買値と売値の差であるスプレッドが大きくなりやすい傾向があります。
取引所形式は、利用者同士の売買を交換業者が仲介する方法です。
初心者には少し分かりにくい部分がありますが、販売所より購入コストを抑えられる場合があります。
積立購入に対応しているか
毎月3,000円や5,000円など、自動的に積み立てられるサービスがあると便利です。
ただし、積立サービスが販売所形式になっている場合もあります。
利便性だけでなく、スプレッドや手数料も確認しましょう。
セキュリティ対策
ログイン時には、二段階認証を設定します。
パスワードを他のサービスと使い回してはいけません。
また、暗号資産交換業者を装った偽メールや偽サイトにも注意が必要です。
メールやSMSに記載されたリンクからログインするのではなく、登録した公式アプリやブックマークからアクセスする習慣をつけましょう。
日本ではビットコインの税金にも注意
日本では、個人が暗号資産を売却または使用して得た利益は、事業に付随して発生した場合などを除き、原則として雑所得に区分されます。
課税関係が発生する可能性があるのは、主に次の場面です。
- ビットコインを日本円に売却した
- ビットコインで商品を購入した
- ビットコインを別の暗号資産と交換した
- ビットコインを誰かに譲渡した
- レンディングなどで報酬を受け取った
注意したいのは、現金に換えた時だけではない点です。
例えば、値上がりしたビットコインを使って商品を購入した場合も、利益が確定したものとして計算が必要になる場合があります。
国税庁は暗号資産取引の所得を計算するため、移動平均法用と総平均法用の計算書を公開しています。
取引所からダウンロードできる年間取引報告書や、購入・売却履歴は必ず保存しておきましょう。
価格が上がったらどうする?
ビットコインを6万円購入した後、価格が大きく上昇し、評価額が30万円になったとします。
総資産も増えていれば問題は小さいですが、ビットコインだけが急上昇すると、資産全体に占める割合が高くなります。
例えば総資産が330万円で、ビットコインが30万円なら、その割合は約9%です。
最初は2%だったものが、約9%まで増えています。
この場合は、一部を売却して5%以下へ戻す「リバランス」を検討します。
ただし、売却益が出る場合は税金の計算が必要です。
毎日細かく売買するのではなく、半年または1年に一度、資産全体の割合を確認する程度でよいでしょう。
値下がりした時にやってはいけないこと
ビットコインが大幅に下落した時に、最も避けたいのが、生活費まで使って追加購入することです。
「半額になったから絶対にお得」
「ここから戻れば大きく儲かる」
と思っても、さらに半分になる可能性があります。
例えば100万円だったものが50万円になれば、50%下落です。
しかし、50万円から25万円になった場合も、さらに50%下落したことになります。
大きく下がったからといって、それ以上は下がらないとは限りません。
追加購入する場合も、最初に決めた上限額の範囲内にします。
総資産300万円なら、ビットコインの上限を15万円に設定し、それ以上は生活費や貯金から追加しないなど、自分なりのルールを決めておきましょう。
総資産300万円から始める具体的なプラン
ここまでの内容をまとめると、次のような購入計画が考えられます。
初心者向けの基本プラン
- ビットコインの目標額:6万円
- 最初の購入額:1万円
- 毎月の積立額:5,000円
- 積立期間:10か月
- 投資上限:15万円
- 生活防衛資金から追加購入しない
- 半年または1年に一度だけ資産割合を確認する
かなり慎重なプラン
- 最初は3,000円だけ購入
- その後、毎月3,000円を積み立てる
- 1年間の投資額は3万6,000円
- 1年間続けてから増額を判断する
やってはいけないプラン
- 総資産300万円から100万円を投資する
- 生活費を使って購入する
- クレジットカードの支払いや借金で購入する
- 下落するたびに予定外の追加購入をする
- SNSで紹介された無登録業者を利用する
- 短期売買を繰り返す
- 税金を考えずに売却や交換をする
ビットコインだけで資産を増やそうとしない
総資産300万円は、資産形成の大切な途中段階です。
この段階では、一度の大勝負で資産を増やそうとするより、
- 毎月の収支を黒字にする
- 生活防衛資金を確保する
- 新NISAで積立投資を続ける
- 収入を増やす
- 大きな固定費を見直す
- 少額だけビットコインを保有する
という方法の方が、長期的に安定して資産を増やしやすくなります。
仮にビットコインへ6万円投資し、価格が2倍になっても利益は6万円です。
一方、毎月の支出を5,000円見直せば、1年間で6万円、10年間で60万円になります。
投資だけでなく、家計改善や収入アップも同時に行うことが大切です。
まとめ|総資産300万円なら少額から始めよう
総資産300万円からビットコインを始める場合は、次の点を意識しましょう。
- 最初の投資額は3万円から6万円程度
- 多くても資産全体の3%、約9万円程度から始める
- 上限は5%、約15万円程度に設定する
- 一括購入ではなく毎月分散して購入する
- 生活防衛資金を最優先する
- 5年以内に使うお金は投資しない
- 新NISAを先に活用する
- 金融庁・財務局の登録業者を利用する
- 売却や商品購入、暗号資産同士の交換にも税金に注意する
- 大幅下落しても生活費から追加購入しない
私なら、総資産300万円の段階では、まずビットコインを1万円購入します。
その後、毎月5,000円ずつ積み立て、合計6万円になったところで一度止めます。
そして、値上がりしても値下がりしても、半年から1年間は慌てて売買しません。
ビットコインは、人生を一発逆転させるために買うのではなく、将来性のある資産を少しだけ保有するという距離感がちょうどよいと思います。
総資産300万円なら、ビットコインはまず3万円から6万円。多くても15万円を上限とし、生活を守れる範囲で続ける。
なくなったら困るお金ではなく、値下がりしても普段どおり生活できるお金だけを投資する。
これが、初心者がビットコインと長く付き合うための最も大切な考え方です。




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