【完全保存版】年間配当金100万円を目指す!Excel配当シートで実現する資産形成戦略

話題

投資の世界には様々なゴールがあります。ある人は「老後資金の確保」を目的とし、また別の人は「キャピタルゲイン(値上がり益)」で大きな利益を狙います。

しかし、多くの個人投資家が心惹かれるのが 「配当金生活」 です。

なぜなら配当金は、株を持っているだけで毎年(もしくは半年に1回や四半期ごとに)振り込まれる 不労所得 だからです。

例えば、年間100万円の配当金を得られれば、毎月 約8万3千円 が手元に入ってくる計算です。

これは電気代やガス代、通信費などの固定費をまかなうのに十分な金額であり、生活の安心感が大きく変わります。

このブログでは、年間100万円の配当金を得るために必要な考え方・投資戦略・シミュレーション方法を徹底的に解説します。

さらに、実際に使える エクセル配当金計算シート を公開し、あなた自身の資産状況に合わせたプランを立てられるようにしました。

1. 配当金の基本を理解する

まず、配当金の仕組みを簡単におさらいしましょう。

1-1 配当金の計算式

年間配当金 = 1株あたり配当金 × 保有株数

例えば、1株あたり100円の配当を出す企業の株を100株持っていた場合、

100円 × 100株 = 1万円

が年間でもらえる配当金です。

1-2 配当利回りとは?

投資効率を表す指標が 配当利回り です。

配当利回り(%)=(1株あたり年間配当金 ÷ 株価)×100

株価1,000円、年間配当50円なら、利回りは5%になります。

1-3 課税とNISAの違い

日本の株式投資では、通常、配当金に 20.315%の税金 がかかります。

例えば、年間10万円の配当金を受け取ると、約2万円が税金として引かれ、手取りは約8万円になります。

一方、NISA口座 を使えば、この税金がかかりません。

つまり、同じ10万円の配当でも、NISAなら まるごと10万円が手取り になります。

この差は長期的に見ると非常に大きいので、配当金投資をするなら NISAを優先活用するのが鉄則です。

2. 年間100万円を目指すにはいくら必要か?

さて、年間100万円の配当を得るには、いくら投資すればいいのでしょうか?

2-1 利回り別の必要投資額

  • 配当利回り3%:

100万円 ÷ 0.03 = 約3,333万円

  • 配当利回り4%:

100万円 ÷ 0.04 = 約2,500万円

  • 配当利回り5%:

100万円 ÷ 0.05 = 約2,000万円

2-2 目標設定の現実味

「3,000万円は無理だ…」と思うかもしれません。

しかし実際には、

  • 高配当株(利回り4〜5%)を選ぶ
  • 配当金を再投資して雪だるま式に増やす
  • 米国ETFなどの分散投資で安定性を確保する

といった方法で、達成可能性はぐっと高まります。

3. エクセル配当金シートでシミュレーションする

今回用意したエクセルシートを使えば、自分がどの銘柄を何株持ったときに、年間いくらの配当が得られるかをすぐに計算できます。

 

3-1 シートの内容

  • 株価、配当金額、保有株数を入力
  • 自動で「年間配当金」「利回り」が算出
  • NISAの場合(非課税) と 特定口座の場合(税引後) の比較ができる
  • 複数銘柄の合計配当額 を集計
  • 年間100万円までの残額 を自動計算

3-2 実際の入力例

銘柄名株価1株あたり配当金保有株数年間配当金配当利回りNISA手取り特定口座手取り
トヨタ3,500円70円100株7,000円2.0%7,000円5,581円
三菱UFJ1,600円50円100株5,000円3.1%5,000円3,985円

👉 このようにシートを活用すれば、複数銘柄を組み合わせて「年間100万円」に近づくための戦略が見える化できます。

配当金計算 (5)

4. 戦略の立て方

4-1 高配当株で固める戦略

日本株の中には安定して配当を出す企業があります。

例)三菱商事、NTT、三井住友FGなど。

4-2 ETFで分散投資する戦略

米国ETF(HDV・VYM・SPYDなど)を組み合わせることで、リスクを抑えつつ高配当を狙えます。

4-3 配当+成長株ミックス戦略

配当金だけでなく、株価の成長も狙える銘柄を一部組み込むと、長期で資産が増える可能性が高まります。

5. 再投資で雪だるま効果

配当金をそのまま使わずに再投資することで、翌年以降の配当額が増えていきます。

これを「複利の効果」と呼びます。

100万円を目指すなら、この複利効果を最大限活用することが重要です。

6. まとめ

  • 年間100万円の配当は、資産運用の大きなマイルストーン
  • 必要投資額は2,000万〜3,000万円規模だが、戦略次第で現実的に目指せる
  • NISAを活用し、税金を減らすことが必須
  • エクセルシートを活用して、自分の資産プランを「数値化」することが大切

配当計算 年間表

⚠️ 最後に(自己責任のお願い)

本記事は投資の一般的な考え方や計算方法を紹介するものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。

株式投資には価格変動リスクや元本割れの可能性があります。

投資判断は必ず ご自身の責任 で行ってください。

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