どうも、おはよう、こんにちは、こんばんは。ミギーです。
皆さんは、「ito(イト)」というカードゲームをご存じでしょうか?
私は、友達が家へ遊びに来たときに、
「みんなで気軽に遊べるカードゲームが何かないかな」
と思い、itoを購入しました。
家で複数人が集まったとき、食事やお酒を楽しむだけでも十分楽しいのですが、しばらくすると会話が途切れてしまうこともあります。
UNOやトランプなどの定番ゲームもよいのですが、誰も遊んだことがないカードゲームを一つ用意しておけば、それだけで話題になるのではないかと考えました。
そこで選んだのがitoです。
itoは、難しい計算や専門的な知識を必要とするゲームではありません。
自分が引いた数字を、お題に沿った言葉で表現します。
ただし、カードに書かれた数字をそのまま言ってはいけません。
ほかの参加者が発表した言葉を聞きながら、全員の数字を小さい順に並べることを目指します。
説明だけを聞くと簡単そうですが、実際に遊んでみると、お互いの価値観が驚くほど違うことに気づきます。
「それがそんなに高い評価なの?」
「自分のなかでは、もっと下なんだけど」
「その言い方では全然わからない!」
といった会話が自然に生まれます。
勝ち負けだけを競うゲームというよりも、価値観の違いを楽しむコミュニケーションゲームです。
今回は、itoがどのようなゲームなのか、遊び方やルール、実際に遊んで感じた面白さ、盛り上がりやすいお題、遊ぶときの注意点などを初心者向けに紹介します。
itoとはどのようなカードゲーム?
itoは、株式会社アークライトから2019年8月8日に発売された会話型のパーティーゲームです。
ゲームデザインとイラストは、イラストレーターとしても知られる326(ナカムラミツル)さんが担当しています。
公式の商品情報は次の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ito |
| メーカー | アークライト |
| 発売日 | 2019年8月8日 |
| プレイ人数 | 2~10人 |
| プレイ時間 | 約30分 |
| 対象年齢 | 8歳以上 |
| 希望小売価格 | 2,200円(税込) |
| ゲームデザイン | 326(ナカムラミツル) |
| イラスト | 326(ナカムラミツル) |
2026年7月時点でも、公式価格は税込2,200円、プレイ人数は2~10人、対象年齢は8歳以上と案内されています。
itoでは、1から100までの数字が書かれたナンバーカードを使用します。
各プレイヤーは、自分が引いた数字をほかの人に見せず、お題に沿った言葉で数字の大きさを表現します。
たとえば、お題が「生き物の大きさ」だったとします。
数字が3なら、
「アリ」
数字が50なら、
「中学生くらいの人間」
数字が95なら、
「クジラ」
というように表現します。
全員の言葉を聞き、小さい数字を持っていると思う人から順番にカードを出していきます。
数字を直接言うことはできないため、言葉の選び方と会話が非常に重要になります。
「ito」という名前の意味
itoというタイトルは、「糸」をイメージした名前です。
箱のデザインにも、さまざまな色の線や、糸を連想させるイラストが使われています。
基本ゲームに収録されている遊び方の一つは「クモノイト」と呼ばれます。
プレイヤーたちは、「クモ」と呼ばれる正義の盗賊団です。
敵の罠にはまり、アジトに捕まってしまったプレイヤーたちは、秘密道具である「クモノイト」を使って脱獄しようとします。
しかし、クモノイトは非常に細く、一度に複数人が登ると切れてしまいます。
そのため、正しい順番で一人ずつ脱出しなければなりません。
看守に気づかれないよう世間話をしながら、全員で脱出する順番を相談するという設定です。
ゲームのルールだけでも遊べますが、こうした物語の設定を理解すると、より楽しみやすくなります。
itoの箱と内容物
itoの箱は、一般的な大型ボードゲームと比べると小さめです。
持ち運びやすく、友達の家、旅行、キャンプ、飲み会などにも持って行きやすいサイズになっています。
箱の中には、次のものが入っています。
ナンバーカード:100枚
ライフカード:2枚
クモノシート:1枚
テーマカード:50枚
遊び方説明書:2枚
公式情報では、ナンバーカード、ライフカード、クモノシートは63×88ミリ、テーマカードは44×63ミリです。
元の記事では「ナンバーカード100枚+予備6枚」「テーマカード100枚」としていましたが、現在の公式な基本セットの内容物は、ナンバーカード100枚、テーマカード50枚です。
説明書が2枚入っている理由は、itoには異なる二つの遊び方が収録されているからです。
一つ目は、全員で協力する「クモノイト」。
二つ目は、協力と裏切りが混ざった「アカイイト」です。
初めて遊ぶ場合は、まずクモノイトから始めるのがおすすめです。
itoの基本ルール「クモノイト」
ここからは、itoの代表的な遊び方である「クモノイト」のルールを説明します。
クモノイトは、参加者全員が同じチームとなって挑戦する完全協力型ゲームです。
誰か一人だけが勝つのではなく、全員で成功するか、全員で失敗するかのどちらかです。
ゲームの準備
最初に、1から100までのナンバーカードをよく混ぜ、裏向きの山札にします。
各プレイヤーへ、ナンバーカードを1枚ずつ配ります。
自分のカードに書かれている数字は確認できますが、ほかの参加者へ見せてはいけません。
次にテーマカードを混ぜ、裏向きの山札にします。
全員で共有するライフは3から始めます。
箱のふたにクモノシートをセットし、ナンバーカードを出す場所として使用します。
1.テーマを決める
テーマカードを2枚ほど引き、そのなかから全員が話しやすそうなテーマを一つ選びます。
テーマカードには、数字の大小を言葉で表現できるさまざまなお題が書かれています。
たとえば、
人気のある食べ物
怖いもの
強い生き物
旅行先として行きたい場所
欲しいもの
恋人にしたい職業
テンションが上がる出来事
お酒のつまみ
かっこいい名字
などです。
参加者の年齢や関係性によって、答えやすいお題は異なります。
子どもが参加する場合は、食べ物や動物、学校生活など、全員が理解できるテーマを選ぶと遊びやすくなります。
2.自分の数字を言葉で表現する
テーマが決まったら、自分が持っている数字を、お題に沿った言葉で表現します。
ここで重要なのは、自分の数字を直接言ってはいけないということです。
数字をそのまま口にするとゲームオーバーになります。
たとえば、お題が「生き物の大きさ」だったとします。
数字が小さいほど小さな生き物、数字が大きいほど大きな生き物として表現します。
数字が1~10くらいの場合
ミジンコ
アリ
蚊
ハエ
小さなハチ
数字が40~60くらいの場合
小学生
中学生
大型犬
ヤギ
子どものゴリラ
数字が90~100くらいの場合
ゾウ
キリン
クジラ
ダイオウイカ
恐竜
というように表現できます。
ただし、生き物の大きさに対する認識は人によって異なります。
「キリンの方がゾウより大きい」
と考える人もいれば、
「体重ならゾウの方が上」
と考える人もいます。
この曖昧さが、itoの面白いところです。
3.全員で自由に相談する
全員が自分の表現を発表したら、自由に会話します。
発表した表現は、途中で変更しても構いません。
公式ルールでも、名詞を中心に表現しながら、必要に応じて補足を加えたり、質問をしたり、表現を何度でも変更したりできると説明されています。
たとえば、同じ「ゴリラ」という言葉でも、
「大人のオスのゴリラ?」
「子どものゴリラ?」
「かなり筋肉質なゴリラ?」
と質問することで、数字の大きさを推測できます。
最初に、
「私はゴリラです」
と言った人が、ほかの回答を聞いた後に、
「やっぱりゴリラというより、少し大きめのチンパンジーかも」
と変更することもできます。
数字を直接言わない限り、相談や質問は自由です。
4.数字が小さいと思う人からカードを出す
全員の表現を聞き、小さい数字を持っていると思う人からカードを出していきます。
カードを出す前には、
「自分のカードを出してもよいですか?」
「アリを出します」
というように、ほかの参加者へ確認します。
全員が納得したら、カードを表向きにして場へ出します。
カードは必ず、1から100へ向かう小さい順に出さなければなりません。
たとえば、場に20が出た後で、手札に10を持っている人が残っていた場合、順番を飛び越えてしまったことになります。
その場合、10のカードはもう正しい順番では出せません。
順番を飛び越えられて出せなくなったカードをすべて公開し、その枚数だけ共有ライフを減らします。
5.失敗したときのライフ
最初のライフは3です。
順番を間違えた場合、飛び越えてしまったカードの枚数と同じだけライフが減ります。
たとえば、
30を先に出した
まだ12と24が手札に残っていた
という場合、出せなくなったカードは2枚なので、ライフを2減らします。
ライフが0になると、脱出失敗です。
全員の負けとなります。
反対に、ライフが残っている状態で全員の手札を出し切れれば、そのステージはクリアです。
3つのステージをクリアすれば勝利
クモノイトは、1回カードを並べて終わりではありません。
1stステージ、2ndステージ、3rdステージの三つに挑戦します。
1stステージ
各プレイヤーへ、カードを1枚ずつ配ります。
最初なので、比較的わかりやすいステージです。
ただし、参加人数が多いと似た数字が配られる可能性が高くなり、1枚ずつでも意外と難しくなります。
2ndステージ
2ndステージでは、一人あたりの手札が2枚になります。
一人で二つの言葉を発表するため、全体の情報量が増えます。
たとえば、お題が「人気の食べ物」で、手札が15と82だった場合、
「納豆」
「焼肉」
というように、それぞれを表現します。
自分の2枚だけでなく、ほかの参加者が持っている複数のカードも含めて順番を考える必要があります。
1stステージより一気に難しくなります。
3rdステージ
3rdステージでは、一人あたり3枚の手札を持ちます。
さらに、「モモちゃん」という公開されたナンバーカードが1枚追加されます。
モモちゃんの数字は全員が確認できます。
全員でモモちゃんに合う表現を相談して決め、数字を並べる際の基準として使用します。
たとえば、お題が「欲しい家電」で、モモちゃんの数字が50だった場合、
「電子レンジ」
と決めたとします。
自分の表現が電子レンジより欲しいか、欲しくないかを考えることで、50より上か下かを判断しやすくなります。
3rdステージをクリアすれば、脱出成功です。
全員の勝利となります。
ステージをクリアするとライフが回復する
ステージをクリアすると、ライフを1回復できます。
ただし、ライフの上限は3です。
3を超えて回復することはできません。
また、2人プレイの場合は、ステージクリア時のライフ回復を行いません。
少人数では配られるカードの総数が少なくなるため、難易度調整として回復しないルールになっています。
実際に4人で遊ぶとどうなる?
itoは2人から10人まで遊べますが、個人的には4人から6人くらいが特に遊びやすいと感じます。
4人で1stステージを遊ぶ場合、場に出すカードは合計4枚です。
たとえば、お題が「テンションが上がる出来事」で、次のような表現が出たとします。
コンビニで好きなお菓子が安くなっていた
仕事が定時で終わった
臨時ボーナスが出た
宝くじで1億円当たった
この場合、多くの人は、
お菓子が安い
定時で帰れる
臨時ボーナス
宝くじ1億円
という順番を想像するでしょう。
しかし、
「仕事がものすごく忙しい人にとっては、定時退社は臨時ボーナスよりうれしいかもしれない」
「宝くじは購入していないから、当たるという実感がない」
というように、価値観によって順位が変わることがあります。
そこで会話が盛り上がります。
itoの面白いところ
1.価値観の違いが見える
itoの最大の魅力は、相手の価値観を自然に知ることができる点です。
普段の会話では、
「好きな食べ物は何?」
と聞くことはあっても、
「カレーと焼肉なら、どちらがどれくらい好き?」
と細かく比較する機会はそれほどありません。
itoでは、数字の順番を決めるために、相手の考え方を深く聞く必要があります。
そのため、友達同士でも、
「そんなふうに考えていたの?」
と新しい発見があります。
2.ルールが簡単
itoは、カードゲームに慣れていない人でも遊びやすいゲームです。
基本的には、
数字カードを引く
お題を決める
数字を言葉で表現する
小さい順にカードを出す
という流れです。
複雑な得点計算や、カードごとの特殊効果はほとんどありません。
公式でも、テーマについて会話することが中心なので、ボードゲームに慣れていない人にもおすすめと紹介されています。
3.待ち時間が少ない
順番に一人ずつ長い操作をするゲームではありません。
全員が同時に考え、自由に発言できます。
ほかの人の番を待っているだけの時間が少ないため、参加者全員が会話に入りやすくなっています。
4.失敗しても面白い
一般的なゲームでは、失敗すると悔しい気持ちが強くなります。
しかし、itoでは順番を間違えた瞬間が笑いにつながります。
たとえば、「人気の食べ物」というテーマで、
「おにぎり」
と表現した人が90を持っていたとします。
ほかの参加者が、
「おにぎりで90なの?」
と驚くことで、その人がおにぎりをどれほど好きなのかがわかります。
正解することだけでなく、認識のズレそのものを楽しめます。
5.何度でも遊べる
同じお題でも、引く数字や一緒に遊ぶ人が変われば、展開はまったく異なります。
前回は「ラーメン」が80だった人が、別の日にはもっと好きな食べ物を思いつき、60くらいの表現として使うこともあります。
テーマカードだけでなく、自分たちでお題を考えることもできます。
そのため、繰り返し遊びやすいゲームです。
盛り上がりやすいおすすめのお題
itoにはテーマカードが50枚入っていますが、自分たちでお題を作っても楽しめます。
ここでは、盛り上がりやすいお題をジャンル別に紹介します。
食べ物のお題
人気のある料理
毎日食べたいもの
高級だと思う食べ物
白ご飯に合うおかず
お酒に合うおつまみ
コンビニで買いたい商品
子どもが好きそうなお菓子
焼肉店で注文したいメニュー
居酒屋で最初に頼みたい料理
朝食に食べたいもの
食べ物のお題は、年齢や関係性を問わず答えやすいのが特徴です。
初めて遊ぶメンバーがいる場合は、食べ物から始めると会話が続きやすくなります。
恋愛のお題
恋人にしたい職業
恋人に求める条件
グッとくる仕草
されたいプロポーズ
デートで行きたい場所
恋人からもらいたいプレゼント
異性に言われたい言葉
記念日にしたいこと
結婚相手に必要な能力
許せない恋人の行動
恋愛系のお題は大人同士で遊ぶと盛り上がります。
ただし、初対面の人や職場の集まりでは、答えにくい人がいる可能性があります。
参加者の関係性を見ながら使いましょう。
仕事のお題
大変そうな仕事
給料が高そうな職業
やってみたい仕事
上司にしたい有名人
職場に欲しい福利厚生
仕事でうれしい瞬間
仕事で嫌な出来事
会社に置いてほしい設備
休憩時間にしたいこと
仕事ができそうな人の特徴
職場の同僚同士で遊ぶ場合は、仕事に関する価値観が見えて面白くなります。
ただし、特定の上司や同僚の悪口にならないよう注意が必要です。
家族で遊びやすいお題
強そうな動物
大きい生き物
人気のある食べ物
学校で楽しい時間
もらってうれしいプレゼント
行きたい旅行先
かっこいい乗り物
かわいいキャラクター
怖いもの
夏休みにしたいこと
子どもと遊ぶ場合は、知識量によって有利不利が生まれにくいお題がおすすめです。
少し変わったお題
無人島へ持って行きたいもの
ゾンビから逃げるときに役立つもの
魔王を倒せそうな職業
世界を救えそうな有名人
100年後にも残っていそうな商品
宇宙人へ紹介したい日本文化
タイムマシンで行きたい時代
生まれ変わったらなりたいもの
超能力として欲しい能力
1億円あったらやりたいこと
少し現実離れしたお題は、発想の違いが出やすくなります。
数字を表現するときのコツ
1.単語だけでなく補足を加える
「犬」とだけ言うより、
「小型犬のチワワ」
「大人のゴールデンレトリバー」
と説明した方が数字の大きさを伝えやすくなります。
ただし、説明しすぎると数字が簡単に推測できてしまうため、どこまで具体的にするかも面白さの一つです。
2.ほかの人の表現と比較する
自分の表現だけを考えるのではなく、ほかの参加者の答えと比べます。
たとえば、自分が「カレー」と言い、別の人が「焼肉」と言った場合、
「自分のカレーは、その焼肉より人気が上だと思っている?」
と確認できます。
3.途中で表現を変える
最初の表現が適切でないと感じた場合は、変更できます。
公式ルールでも、表現は何度変更してもよいとされています。
無理に最初の言葉へこだわる必要はありません。
4.自分の基準を説明する
お題によっては、何を基準に数字をつけるのかが曖昧です。
「生き物の大きさ」なら、身長なのか、体重なのか、全長なのかで評価が変わります。
ゲーム開始前に、
「今回は体重を基準にしよう」
というように決めてもよいでしょう。
逆に、あえて基準を決めず、価値観のズレを楽しむ方法もあります。
うまく盛り上がらないときの対策
発言する人が偏る場合
会話が得意な人だけが話し続けることがあります。
その場合は、全員が一度ずつ自分の表現を説明してから自由会話に入ると参加しやすくなります。
お題が難しい場合
全員が答えに困っている場合は、無理にそのテーマを使う必要はありません。
テーマカードを引き直しましょう。
itoは会話を楽しむゲームなので、難しいお題で長時間悩むより、全員が話しやすいものを選ぶ方が楽しめます。
同じような回答が多い場合
「犬」「大きな犬」「かなり大きな犬」
というように似た表現が続いた場合は、質問をしながら違いを明確にします。
犬種は何か
子どもか大人か
オスかメスか
健康な状態か
現実の犬か架空の犬か
などを聞くと順位を考えやすくなります。
真剣になりすぎる場合
全員で勝利することは目標ですが、正解することだけにこだわる必要はありません。
価値観のズレで笑うことがitoの魅力です。
失敗した人を責めず、
「なぜその評価になったのか」
を聞いて楽しみましょう。
もう一つの遊び方「アカイイト」
基本セットには、クモノイトだけでなく「アカイイト」というルールも収録されています。
アカイイトは、沈みゆく船から脱出するために「運命の相手」を探すゲームです。
クモノイトが完全協力ゲームなのに対し、アカイイトには協力と裏切りの要素があります。
アカイイトの目的
各プレイヤーの手札は1枚です。
自分の数字をお題に沿って表現しながら、ほかの人とペアを作ります。
理想となる運命の相手は、二人の数字を足して100になる相手です。
たとえば、
20と80
35と65
48と52
なら、合計が100です。
合計100になる相手がいないと思った場合は、100を超えない範囲で、できるだけ100に近くなる相手を探します。
アカイイトではウソも使える
クモノイトでは、全員で正しい順番を考えます。
一方、アカイイトでは、自分がよい相手とペアになるために、ウソの表現を使うことも戦術になります。
たとえば99を引いた場合、理想の相手は1です。
しかし、自分が非常に大きい数字を持っていると知られると、ペアを組んでもらえないかもしれません。
そこで、本当より小さな数字に聞こえる表現を使い、ほかの人を誘うことができます。
そのため、クモノイトよりも心理戦の要素が強くなります。
初めて遊ぶ人が多い場合はクモノイト、ゲームに慣れたメンバーならアカイイトがおすすめです。
itoを遊んで感じたメリット
友達が家へ来たときに使いやすい
itoは、机と少しのスペースがあれば遊べます。
大きなボードや大量のコマを並べる必要がありません。
食事をした後に、
「何かゲームでもしようか」
という流れで始めやすいです。
初対面でも会話のきっかけになる
初対面の人同士では、何を話せばよいかわからないことがあります。
itoなら、お題が会話のきっかけになります。
いきなり個人的な質問をするのではなく、ゲームとして価値観を聞けるため、自然に会話ができます。
年齢差があっても遊びやすい
対象年齢は8歳以上です。
子どもと大人が一緒に遊ぶこともできます。
ただし、大人にしかわからない職業や恋愛のお題は避けるなど、お題選びを工夫する必要があります。
勝敗で険悪になりにくい
クモノイトでは全員が同じチームです。
誰か一人が負けるわけではないため、対戦ゲームで負けるのが苦手な人でも参加しやすいでしょう。
持ち運びやすい
箱が小さく、カードが中心なので、旅行や帰省にも持って行きやすいです。
大人数での宿泊や、キャンプの夜にも使えます。
itoのデメリット・注意点
人前で話すのが苦手な人には負担になることがある
itoは会話が中心です。
自分の考えを言葉で表現することが苦手な人は、最初は戸惑うかもしれません。
無理に面白い回答を求めず、簡単な表現でもよい雰囲気を作ることが大切です。
メンバーによって盛り上がりが変わる
参加者が積極的に質問し合うと非常に盛り上がります。
反対に、全員が一言ずつ発表するだけで、相談をほとんどしない場合は、itoの魅力を感じにくくなります。
知識量の差が出るお題がある
映画、スポーツ、芸能人などのお題では、詳しい人と知らない人の差が出ます。
全員が理解できるテーマを選びましょう。
2人では少し物足りない可能性がある
公式には2人から遊べますが、itoの魅力は複数人の価値観が交わることです。
2人でも遊べますが、4人以上の方が回答の種類が増え、会話が盛り上がりやすいと感じます。
カードを傷める可能性がある
食事やお酒を楽しみながら遊ぶ場合、カードを汚す可能性があります。
長く使いたい場合は、カードスリーブを付ける方法もあります。
itoレインボーやitoクラシックとの違い
itoシリーズには、基本版以外の商品もあります。
itoレインボー
itoレインボーは、基本版とは別に単体で遊べるシリーズ第2弾です。
公式情報では、プレイ人数2~14人、プレイ時間5~15分、対象年齢8~99歳、価格は税込2,200円です。
基本版よりも短時間で遊びやすく、最大14人に対応しています。
大人数のパーティーやイベントで遊びたい人に向いています。
itoクラシック
itoクラシックは、数字カードを自分には見えない向きでカードスタンドへ置き、ほかの参加者からのヒントを聞きながら、自分の数字の位置を推測するタイプのゲームです。
基本版とは遊び方が大きく異なります。
公式情報では、プレイ人数2~8人、プレイ時間約10分、対象年齢8歳以上、価格は税込2,200円です。
初めてitoシリーズを買う場合は、代表的な「クモノイト」と「アカイイト」が遊べる基本版から始めるとよいでしょう。
itoはどんな人におすすめ?
itoは、次のような人におすすめです。
友達が家へ遊びに来ることがある人
大人数で遊べるゲームを探している人
ルールが簡単なカードゲームが欲しい人
初対面の人との会話を盛り上げたい人
家族で遊べるゲームを探している人
勝ち負けが激しいゲームが苦手な人
相手の価値観を知りたい人
UNOやトランプ以外のゲームが欲しい人
旅行へ持って行けるゲームを探している人
飲み会やホームパーティーを盛り上げたい人
反対に、複雑な戦略やカード同士の組み合わせを楽しみたい人には、少し物足りない可能性があります。
itoは戦略性よりも、会話と価値観の違いを楽しむゲームです。
よくある質問
Q.数字を連想させる言葉を言ってもよいですか?
カードに書かれた数字そのものを直接言うことはできません。
また、「半分くらい」「100の4分の1」のように、ほぼ数字を答えている表現は避けた方がよいでしょう。
お題に沿った名詞や状況で表現するのが基本です。
Q.一度発表した言葉は変更できますか?
変更できます。
ほかの人の回答を聞いて、表現が適切でないと思った場合は何度でも言い直せます。
Q.同じ言葉を使ってもよいですか?
同じ言葉を使っても構いません。
その場合は、補足説明や質問によって違いを見つけます。
Q.カードを出す順番は決まっていますか?
プレイヤーの順番は決まっていません。
自分が一番小さいと思った人から、全員へ確認してカードを出します。
Q.何人で遊ぶのがおすすめですか?
公式には2~10人です。
個人的には、会話量と遊びやすさのバランスを考えると、4~6人程度がおすすめです。
Q.子どもでも遊べますか?
対象年齢は8歳以上です。
子どもが参加する場合は、動物、食べ物、学校、遊びなど、わかりやすいテーマを選びましょう。
Q.一度遊ぶのにどれくらいかかりますか?
公式のプレイ時間は約30分です。
人数や会話量によっては、30分以上かかることもあります。
Q.オンラインでも遊べますか?
基本的にはカードを使用するゲームですが、ビデオ通話などを使い、数字を個別に配る方法を用意すれば似た遊び方はできます。
ただし、正規の商品を使って対面で遊ぶ方が、カードを出す瞬間の盛り上がりを楽しみやすいでしょう。
まとめ
今回は、会話型カードゲーム「ito」について紹介しました。
itoの特徴をまとめると、次のようになります。
1~100のナンバーカードを使用する
自分の数字を直接言ってはいけない
お題に沿った言葉で数字の大きさを表現する
全員で相談し、小さい順にカードを出す
価値観のズレを楽しむゲーム
プレイ人数は2~10人
対象年齢は8歳以上
プレイ時間は約30分
価格は税込2,200円
完全協力の「クモノイト」が遊べる
協力と裏切りの「アカイイト」も収録されている
友達、家族、初対面の人とも遊びやすい
自分たちでお題を作れば繰り返し楽しめる
私がitoを購入した理由は、友達が家へ遊びに来たときに、みんなで楽しめるゲームが欲しかったからです。
UNOやトランプは、多くの人がルールを知っている安心感があります。
一方、全員が知らないゲームを一緒に覚えて遊ぶのも、普段とは違う楽しさがあります。
itoはルールが比較的簡単なので、ボードゲームに詳しくない人でも参加しやすいです。
そして、実際に遊んでみると、ゲームの結果以上に、参加者の価値観の違いが印象に残ります。
同じ食べ物でも、ある人にとっては90点、別の人にとっては30点かもしれません。
同じ旅行先でも、
「一度は絶対に行きたい」
という人もいれば、
「移動が大変そうなので行きたくない」
という人もいます。
こうした考え方の違いは、普通に会話しているだけでは、なかなか見えてきません。
itoを遊ぶことで、友達や家族の意外な一面を知ることができます。
友達を家へ呼んだときに、
「何をすれば盛り上がるかわからない」
「食事の後に遊べるゲームが欲しい」
「初対面の人同士でも会話できるものが欲しい」
と悩んでいる方は、itoを試してみてもよいと思います。
勝つことだけではなく、価値観のズレや会話そのものを楽しめるカードゲームです。
ぜひ一度、家族や友達と遊んでみてください。
それでは、またー♪
※本記事の商品価格、内容物、対象年齢、プレイ人数などは2026年7月時点で確認できる公式情報をもとにしています。販売価格や在庫状況は店舗によって異なる場合があります。







コメント