おはよう、こんにちは、こんばんわポニョです。
皆さん株式投資を始める際に何か参考にされた本や資料があったりすると思うのですが、今回は
株式投資を始める方に自分が覚えておいた方がいいと思った名言を載せていきたいと思います。


なぜ株式投資に「格言」が役立つのか
株式投資の世界には、何十年、何百年も前から語り継がれてきた「株式格言」と呼ばれる言葉が数多く存在します。江戸時代の米相場師の教えから、近代の相場師たちの経験則まで、その出典はさまざまですが、共通しているのは「人間の心理は時代が変わっても大きくは変わらない」という事実です。
株価チャートやテクニカル分析、ファンダメンタルズ分析といった知識を学ぶことももちろん大切ですが、それ以上に大切なのが「自分の感情をコントロールする力」です。株式投資で失敗する人の多くは、知識不足よりも「焦り」「欲」「恐怖」といった感情に振り回されて、本来の戦略から外れた行動をとってしまうことが原因と言われています。
格言は、そうした人間の心理的な弱さを端的に言い表したものが多く、初心者にとっては「自分がやってしまいがちな失敗パターン」を事前に知る、いわば先人からの注意書きのような役割を果たしてくれます。
それでは、株式投資を始める方にぜひ知っておいてほしい格言を、一つずつ詳しく見ていきましょう。
株式投資を始める人が知っておくべき格言5選
相場は明日もある
株価は刻一刻と変動しているため、チャンスと思えるような展開になると今すぐ買いたいという心理が働きます。しかし、それがチャンスだったとしても最後のチャンスではありません。慌てて行動を起こすよりも自分の戦略通りに行動できるように行動していきましょう。
この格言が伝えているのは、「目の前のチャンスを逃したら二度とチャンスは来ない」という思い込みを捨てることの大切さです。株式市場は基本的に毎営業日開かれており、似たようなチャンスは形を変えて何度も訪れます。
初心者がよく陥る失敗のひとつに、「今買わないと損をする」という焦り(いわゆるFOMO:Fear of Missing Out、機会を逃すことへの恐怖)から、十分な分析をせずに飛びついてしまうケースがあります。そして、慌てて買った銘柄が実は高値づかみだった、というのはよくある話です。


大切なのは、「自分があらかじめ決めたルール(エントリー条件)に合致しているかどうか」を冷静に確認することです。条件に合っていなければ、見送る勇気を持つこと。これも立派な投資判断のひとつです。
他人を頼るべからず、自力を頼むべし
株式投資は、すべての投資判断を自分で行うものです。他人に任せて勝てるほど甘いものではないので、他人を頼って判断をすることなく自分の決断を信じて行動していきましょう。そもそも儲け話を人にわざわざ教えてくれる人はいないので、投資判断は自分がやるのが最も安全で確実なのです。
SNSやネット掲示板、YouTubeなどでは「この銘柄が爆上がりする」「〇〇さんが推奨していた銘柄」といった情報が日々飛び交っています。もちろん有益な情報も中にはありますが、最終的にその情報をもとに「買う」「売る」という判断を下すのは自分自身です。
情報源を鵜呑みにしてしまうと、その情報が外れたときに「自分で考えていなかったこと」自体が後悔につながります。逆に、自分でしっかり調べて納得した上での判断であれば、たとえ結果が思わしくなくても、次に活かせる経験として受け止めやすくなります。
特に初心者のうちは、「誰かのおすすめ銘柄をそのまま買う」のではなく、「なぜその銘柄が良いと言われているのか」を自分なりに調べて、納得した上で投資判断をする習慣を身につけることが大切です。
人の商い、うらやむべからず
隣の芝は青いという言葉もありますが、それと似た意味の株格言です。株式投資の目的はお金儲けであるがゆえに大もうけした人の話は噂となって広がりやすいですが、それは他人のことであり誰でもすぐにできることではありません。今すぐ簡単に儲ける人もいるかもしれませんが毎回成功するとは限りません。
SNSなどで「〇〇株で資産が2倍になった」という投稿を見かけると、「自分も同じように稼ぎたい」という気持ちが湧いてくるのは自然なことです。しかし、そうした成功談の裏には、語られていない失敗談が同じくらい、あるいはそれ以上に存在していることがほとんどです。


他人の成功や失敗に一喜一憂するのではなく、自分自身の投資方針(リスク許容度、投資期間、目的)に合った戦略をコツコツ続けることが、長期的には最も再現性の高い方法だと言えるでしょう。
売るべし、買うべし、休むべし
株は買ったり、売ったりすることで利益を狙う投資です。そのために常に何かを注文にだし、売買をしていないともうからないという考えから売買ありきで注文を出してしまう投資家もいます。
しかし投資は売ったり、買ったりするだけでなく休むことも重要です。人それぞれで考え方や投資方法がちがうので休むことも必要です。
この格言は、「ポジションを持っていない(株を買っていない)状態」も立派な投資戦略のひとつであることを教えてくれます。初心者ほど「常に何かを保有していないと機会損失になるのでは」と不安に感じやすいものですが、相場の方向性が読みにくい時期や、自分の判断に自信が持てない時期に無理に売買をすると、かえって損失を招きやすくなります。
プロのトレーダーの中にも、「休むも相場」という考え方を徹底し、明確な根拠がない限りはあえて取引を控える人が少なくありません。現金(キャッシュ)で持っておくこともポジションのひとつであり、「待つ」という選択肢を常に持っておくことが、長く投資を続けるコツです。
噂で買って事実で売る
噂が先行すればするほど実力との乖離が大きくなるので、事実で売られるインパクトが大きくなります。つまり噂で大きく買われた株は売られる可能性が高いので信用売りのエントリーチャンスでもあります。
この格言は、株式市場における「期待」と「現実」のギャップを表したものです。たとえば「新製品が大ヒットするらしい」「業績が大幅に改善するらしい」といった噂や期待が先行すると、その期待を織り込む形で株価が事前に上昇することがあります。
ところが、実際にその発表(決算発表や新製品の正式発表など)が行われると、「噂で期待していたほどではなかった」と受け止められ、株価が下落する、いわゆる「材料出尽くし」という現象が起きることがあります。
初心者のうちは、「good news(良いニュース)が出たのに株価が下がった」という現象に戸惑うことがあるかもしれませんが、これは株式市場では決して珍しいことではありません。株価は常に「将来の期待」を織り込んで動いているという性質を理解しておくと、こうした値動きにも冷静に対応できるようになります。
株式投資の判断で使われる格言
人の行く裏には道あり 花の山
人と同じことをしていても儲からない、儲けを狙うのであれば人の行く道はの裏に注目せよという教えです。
多くの投資家が同じ方向を向いているとき(つまり、みんなが同じ銘柄に殺到しているとき)には、その銘柄はすでに多くの買いを集めた後である可能性が高く、さらなる上昇余地が限られていることがあります。
逆に、まだ注目されていない銘柄や、人気がなく売られすぎている銘柄の中にこそ、将来大きく値上がりする可能性を秘めたものが隠れているという考え方です。いわゆる「逆張り」の発想にも通じる格言と言えるでしょう。
ただし、注意したいのは「人と違うことをすればそれだけで儲かる」という単純な話ではない、という点です。あくまで「なぜ人気がないのか」「なぜ評価が低いのか」を自分なりに分析した上で、納得できる根拠があってこそ意味を持つ格言です。
行き過ぎもまた相場
人気先行で買われすぎた銘柄が売られる時には予想以上に売られるという意味です。
株式市場では、上昇するときも下落するときも、理論上の適正価格を超えて「行き過ぎる」ことがよくあります。人気化した銘柄は本来の価値以上に買われ続けることがありますし、逆に悪材料が出た銘柄は、実態以上に売り込まれることもあります。
これは、市場参加者の多くが感情(楽観や悲観)に基づいて行動するために起きる現象です。「行き過ぎもまた相場」という言葉は、こうした極端な値動きそのものが市場の自然な姿であり、異常事態ではないことを教えてくれます。
初心者のうちは、急激な値動きを見ると「何か重大なことが起きたのでは」と慌ててしまいがちですが、こうした値動きの背景にある心理を理解しておくことで、冷静な判断がしやすくなります。
買いにくい相場は高い
株価が高いと買いにくいという心理が働くものですが、株価が高いということは何らかの理由で買いが集まっているということです。何らかの理由で買いが集まっているのでさらに株価が上がる可能性をはらんでいます。こういう理由がわかっていれば逆に問題なく株を買えたりします。
「もっと安くなったら買おう」と待っているうちに、株価がどんどん上昇してしまい、結局買えないまま終わってしまう、という経験をした投資家は少なくありません。
この格言は、「割高に見える」という感覚だけで投資判断をするのではなく、なぜその株価水準まで買われているのか(業績の好調さ、将来性への期待、需給の強さなど)という背景を理解することの重要性を教えてくれます。
もちろん、根拠のない高騰(いわゆるバブル的な動き)には注意が必要ですが、合理的な理由に基づいた上昇相場であれば、「高いから買わない」という単純な判断だけでチャンスを逃してしまうこともある、という視点を持っておくと良いでしょう。
もうはまだなり まだはもうなり
相場の変動には節目があって、天井や底があるのはみなさん知っていると思います。
しかし、それは後になって断言できることで、リアルタイムの値動きでは「もう底」と思っていてもまだ深い底があるかもしれません。逆もまたしかりです。決めつけてしまうのではなく柔軟に相場に向き合うことが大切です。
この格言は、相場の天井や底を「リアルタイムで正確に当てる」ことの難しさを端的に表しています。「もう底だろう」と思って買った株が、さらに下落を続けてしまう。「まだ上がるだろう」と思って持ち続けた株が、実はすでに天井をつけていた。こうした経験は、ベテラン投資家でも避けられないものです。
だからこそ大切なのは、「自分は今この相場の天井や底を正確に見極められている」と過信しないことです。あらかじめ損切りラインや利益確定のルールを決めておき、感覚や思い込みに頼りすぎない仕組みを作っておくことが、リスク管理の基本となります。
天井三日、底百日
株価が急上昇したと思ってもそれがいつまでも続くわけではないという格言です。
短期売買派の株式投資家の間はとても有名な格言で参考にしているという人も多いと思います。
株価が急騰して天井をつける局面は短期間で終わることが多い一方で、株価が低迷する底値圏は、長期間にわたって続くことが少なくありません。これは、上昇局面では「買いたい」という熱狂的な心理が一気に高まりやすい一方で、下落局面や低迷期では投資家の関心が離れ、出来高(取引量)も少なくなりがちなためだと考えられています。
この格言を知っておくことで、「急騰した株を慌てて追いかける危険性」と、「低迷している株をじっくり待つことの必要性」の両方を意識できるようになります。特に短期売買を行う投資家にとっては、利益確定のタイミングを考える上で参考になる教えです。
株を買うより時を買え
この格言は株は銘柄のことで、時は売買のタイミングのことです。
つまり、銘柄選びよりもタイミングの見極めが重要であるということです。
どんなに優良な企業の株であっても、割高なタイミングで買ってしまえば、その後の値上がり益は期待しにくくなります。逆に、それほど知名度の高くない銘柄であっても、適切なタイミングで仕込むことができれば、大きな利益につながることがあります。
これは「銘柄選びは重要ではない」という意味ではなく、「銘柄選びと同じくらい、もしくはそれ以上に、いつ買うか・いつ売るかというタイミングの判断が重要である」ということを伝えている格言です。
初心者の方は、つい「どの銘柄を買うか」にばかり意識が向きがちですが、慣れてきたら「いつ買うか」「いつ売るか」というタイミングの見極め方についても、テクニカル分析の基礎などを通じて少しずつ学んでいくと良いでしょう。
遠くのものは避けよ
遠くのものとは、自分があまり得意でない分野やよくわからない銘柄のことです。つまりよくわからないものに手をだすなということです。
これは投資の世界で広く知られている「自分の理解できる範囲内(サークル・オブ・コンピタンス)に投資せよ」という考え方とも重なる格言です。聞いたことのない業界、仕組みがよくわからない金融商品、難解な海外市場の銘柄などに、よく理解しないまま手を出してしまうのは危険です。


逆に言えば、自分が普段から利用しているサービスや、仕事を通じて詳しい業界、興味を持って継続的に情報を追える分野であれば、その分だけ的確な投資判断がしやすくなります。初心者のうちは特に、「身近で理解しやすい分野」から投資を始めることをおすすめします。
格言を学ぶ上で気をつけたいこと
ここまで紹介してきた格言は、いずれも長い歴史の中で多くの投資家の経験から生まれた、いわば「先人の知恵」です。しかし、格言をそのまま鵜呑みにして機械的に従うだけでは、本当の意味でこれらの教えを活かしたことにはなりません。
大切なのは、それぞれの格言が「なぜそう言われているのか」という背景にある人間心理や市場の仕組みを理解した上で、自分自身の投資スタイルに照らし合わせて活用することです。
また、格言の中には一見矛盾しているように見えるものもあります。たとえば「人の行く裏には道あり」は逆張り的な発想ですが、「買いにくい相場は高い」は順張り的な発想とも捉えられます。これは、相場の状況によって、どちらの考え方が有効になるかが変わってくるためです。一つの格言を絶対視するのではなく、複数の視点を持ち合わせておくことが、長く投資を続けていく上での柔軟性につながります。
まとめ
今回は、株式投資を始める方にぜひ知っておいてほしい格言を10個紹介しました。
- 相場は明日もある
- 他人を頼るべからず、自力を頼むべし
- 人の商い、うらやむべからず
- 売るべし、買うべし、休むべし
- 噂で買って事実で売る
- 人の行く裏には道あり 花の山
- 行き過ぎもまた相場
- 買いにくい相場は高い
- もうはまだなり まだはもうなり
- 天井三日、底百日
- 株を買うより時を買え
- 遠くのものは避けよ
これらの格言に共通しているのは、「焦らないこと」「他人に流されないこと」「自分自身の判断軸を持つこと」の大切さです。株式投資のテクニックや知識を学ぶことももちろん重要ですが、それ以上に、こうした昔ながらの教えに込められた「投資家としての心構え」を理解しておくことが、長期的に投資を続けていく上での土台になるはずです。


これから株式投資を始める方は、ぜひ今回紹介した格言を頭の片隅に置きながら、自分なりの投資スタイルを少しずつ確立していってください。




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