『Pokémon Champions(ポケモンチャンピオンズ)』のダブルバトルを始めたものの、「どんなパーティを使えばいいの?」「ダブルは考えることが多くて難しい」「強いポケモンを育てたけれど勝ち方が分からない」という人も多いのではないでしょうか。
今回は、私が実際にランクバトルで使用して**マスターボール級まで到達した「要塞型ブリジュラス構築」**を、初心者にも分かるように紹介します。
このパーティは私がゼロから考えた完全オリジナル構築ではありません。以前YouTubeで見たダブルバトルのパーティと戦い方が非常に面白く、「自分でも使ってみたい」と思ったことをきっかけに実際に6匹を育成しました。その後、自分でもランクバトルで使いながら育成や立ち回りを調整しています。
実際に使ってみると非常に面白く、ユキメノコで壁を張る→ニョロトノで雨を降らせる→ブリジュラスのエレクトロビームで特攻を上げる→ヤバソチャでブリジュラスを回復するという勝ち筋が分かりやすいため、ダブルバトル初心者にも扱いやすい構築だと感じました。
そして、この構築を使ってランクバトルを続けた結果、マスターボール級へ到達。その後もマスターボール級で戦い、画像撮影時点ではランクIV・レート1645.687まで到達しています。
今回は6匹すべての性格・努力値・特性・持ち物・技構成から、基本選出、実際の動かし方、なぜブリジュラスを特防重視にしているのかまで詳しく解説します。
今回使用している6匹
今回のパーティは、ユキメノコ・ブリジュラス・ドドゲザン・ニョロトノ・ミロカロス・ヤバソチャの6匹です。
ただし、6匹を均等に選出するわけではありません。基本となる4匹はかなり明確で、先発ユキメノコ+ブリジュラス、後発ニョロトノ+ヤバソチャという選出を中心に戦います。
ドドゲザンは基本的には選出せず、ミロカロスについても相手のパーティを見ながら必要なときに選択するサブメンバーという位置づけです。
この構築で最も大切なのは、「ブリジュラスをすぐに倒されない状態にする」ことです。
ブリジュラスを守りながら戦っていると、特性「じきゅうりょく」で防御が上昇し、エレクトロビームで特攻も上昇していきます。さらにHPは「たべのこし」やヤバソチャで回復できます。
つまり、相手がブリジュラスを倒せないターンが続くほど、
硬くなる→火力が上がる→HPが戻る
という好循環を作れるのが、このパーティ最大の特徴です。
まず初心者に知ってほしい「要塞型ブリジュラス」とは?
この構築を一言で表現するなら、**「4匹でブリジュラスを育てながら戦う構築」**です。
普通のアタッカーなら最初から攻撃力を高くして、できるだけ早く相手を倒すことを考えます。しかし今回のブリジュラスは少し違います。
最初から最大火力を出すのではなく、
ユキメノコのオーロラベールで守る
→
ニョロトノで雨を降らせる
→
エレクトロビームで特攻を上げる
→
物理攻撃を受けて「じきゅうりょく」で防御を上げる
→
ヤバソチャでHPを回復する
という流れで、少しずつブリジュラスを完成させます。
相手からすると最初は「ブリジュラスを倒せばいい」と考えます。しかし攻撃すると防御が上がり、HPを削っても回復され、その間にエレクトロビームで特攻まで上昇していきます。
数ターン後には、「硬い・火力が高い・しかも回復する」ブリジュラスが完成する。これが私が「要塞型ブリジュラス」と呼んでいる理由です。
①ユキメノコ|最初に壁を展開するサポート役
性格:おくびょう(素早さ↑・攻撃↓)
特性:ゆきがくれ
持ち物:ユキメノコナイト
努力値:C252/S252/残り4
技:オーロラベール/あまごい/ふぶき/まもる
ユキメノコの最大の仕事は、オーロラベールを展開することです。ブリジュラスと一緒に先発させ、できるだけ早い段階で壁を作ります。
初心者の方は「ユキメノコで相手を倒さないといけない」と考える必要はありません。このパーティでは、ユキメノコが壁を張ってくれれば、それだけでも大きな仕事をしています。
素早さを最大限伸ばすためにS252を基本とし、性格も「おくびょう」。残りを特攻に振ることで、壁を展開した後は「ふぶき」で攻撃に参加できます。
そして「あまごい」も採用しています。基本的にはニョロトノの「あめふらし」で雨を展開しますが、ニョロトノを場に出せないときでもユキメノコ自身から雨を作れるのがポイントです。
この構築では、**「雨を降らせる=ブリジュラスのエンジンをかける」**くらいに考えると分かりやすいでしょう。
②ブリジュラス|特防重視で育成する絶対的エース
性格:おだやか(特防↑・攻撃↓)
特性:じきゅうりょく
持ち物:たべのこし
努力値:H252/D252/残り4
技:エレクトロビーム/りゅうのはどう/はどうだん/バークアウト
このパーティの主役です。
そして今回のブリジュラスで最も特徴的なのが、特攻ではなく特防を重視していることです。
初心者の方なら「エースなのに特攻252じゃないの?」と思うかもしれません。しかし、これには明確な理由があります。
ブリジュラスには「じきゅうりょく」があります。相手から攻撃を受けることで防御を上げられるため、物理耐久についてはバトル中に強化できます。
そこで育成段階では、特殊攻撃への弱さを補います。
考え方は、
HP→努力値252で強化
特防→努力値252+性格補正で強化
防御→じきゅうりょくで強化
特攻→エレクトロビームで強化
です。
最初からすべてを完成させるのではなく、足りない部分を実戦中に補っていく育成になっています。
エレクトロビームがこの構築の心臓
ニョロトノを場に出して雨状態にしたら、積極的に狙いたいのが「エレクトロビーム」です。
攻撃しながら特攻を上げられるため、1回、2回と使っていくことでブリジュラスの火力が上昇していきます。
最初は耐久型だったブリジュラスが、戦っているうちに高火力アタッカーへ変化するわけです。
物理攻撃を受けるのが必ずしも悪くない
普通なら相手から攻撃されるのは嫌なことです。しかし「じきゅうりょく」のブリジュラスでは少し事情が違います。
相手の物理攻撃を耐えることで防御が上昇し、次の物理攻撃をさらに耐えやすくなります。
物理攻撃を受ける→防御アップ→さらに硬くなる
という流れです。
そこにオーロラベールまで加わるため、相手の物理アタッカーからすると非常に突破しにくい状態になります。
特殊アタッカーにはバークアウト
物理耐久を「じきゅうりょく」で上げられる一方、特殊攻撃には「バークアウト」を使います。
今回のブリジュラスはそもそもH252・D252のおだやか型なので特殊攻撃を受けやすくしています。さらにバークアウトで相手の特殊火力を下げれば、より長く生存できます。
そして毎ターン「たべのこし」でHPを回復。
倒されなければ倒されないほど有利になるというのが、このブリジュラスの基本思想です。
③ニョロトノ|雨を降らせてブリジュラスを起動
性格:ずぶとい(防御↑・攻撃↓)
特性:あめふらし
持ち物:オボンのみ
努力値:H252/B252/残り4
技:まもる/ほろびのうた/てだすけ/ダイビング
ニョロトノの一番重要な仕事は「あめふらし」です。
ただし、最初から先発させるのではありません。
基本的には、
ユキメノコ+ブリジュラス
でスタートして、ユキメノコが仕事をした後に、
ユキメノコ→ニョロトノ
と交代。
ニョロトノが登場した瞬間に「あめふらし」が発動して雨状態になり、ブリジュラスのエレクトロビームにつなげます。
ニョロトノ自身は相手を倒すことよりもサポートが重要なので、H252・B252を基本とした耐久型。オボンのみも持たせ、できるだけ長く場に残します。
「てだすけ」を使えば、強化されたブリジュラスの攻撃をさらに強くできます。
そして面白いのが「ほろびのうた」です。
こちらのブリジュラスを相手が突破できず、お互いに長期戦になったときには、ほろびのうたという別の勝ち筋を作ることができます。
つまりニョロトノは、雨を降らせるだけのポケモンではなく、ブリジュラスの火力補助から終盤の勝ち筋まで担当する重要なサポーターです。
④ヤバソチャ|削られたブリジュラスを再生する回復役
性格:ずぶとい(防御↑・攻撃↓)
特性:おもてなし
持ち物:ひかりのこな
努力値:H252/B252/残り4
技:いかりのこな/シャカシャカほう/シャドーボール/いのちのしずく
ブリジュラスが主役なら、そのブリジュラスを裏から支える重要人物がヤバソチャです。
最大のポイントが特性「おもてなし」。
ブリジュラスのHPが減ってきたところでヤバソチャを場に出すと、「おもてなし」によって味方を回復できます。
つまり相手が何ターンかかけて削ったブリジュラスのHPを、交代だけで回復できるわけです。
さらに「いのちのしずく」もあります。
その結果ブリジュラスには、
たべのこしによる回復+おもてなしによる回復+いのちのしずくによる回復
という複数の回復手段が存在します。
いかりのこなでブリジュラスを守る
もう一つ重要なのが「いかりのこな」。
例えばブリジュラスのHPが少なく、「次に集中攻撃されたら危ない」という場面。
そこでヤバソチャが「いかりのこな」を使って攻撃を引き寄せ、その間にブリジュラスがエレクトロビームを使うことができます。
つまり、
ヤバソチャが守る→ブリジュラスが強化される
という関係です。
ヤバソチャ自身の火力よりも、ブリジュラスをあと1ターン、あと2ターン生存させることの方が重要な場合が多いです。
⑤ミロカロス|相手によって投入するサブアタッカー
性格:ひかえめ(特攻↑・攻撃↓)
特性:かちき
持ち物:いのちのたま
努力値:H252/C252/残り4
技:りゅうのはどう/ふぶき/いのちのしずく/まもる
ミロカロスは基本4匹には入っていませんが、相手によって選出する候補です。
最大の特徴が「かちき」。
能力を下げてくる相手に対して強く、基本選出では戦いにくそうな相手に対する別の選択肢になります。
ブリジュラスとは違ってこちらはH252・C252を基本とし、「いのちのたま」も合わせてサブアタッカーとして使用します。
さらに「いのちのしずく」も採用しているため、必要なら味方の回復役としても動けます。
⑥ドドゲザン|基本選出はしないが補完として採用
性格:いじっぱり(攻撃↑・特攻↓)
特性:そうだいしょう
持ち物:くろいメガネ
努力値:H252/A252/残り4
技:ドゲザン/ふいうち/アイアンヘッド/まもる
ドドゲザンは単体性能の高いポケモンですが、現在のこの構築では基本的には選出していません。
これはドドゲザンが弱いからではありません。
ユキメノコ+ブリジュラス+ニョロトノ+ヤバソチャという4匹の連携が非常に完成されているからです。
それでも「ふいうち」による先制攻撃や高い攻撃力など、基本4匹とは違った強みを持っているため、補完枠として採用しています。
6匹の育成まとめ
| ポケモン | 性格 | 努力値 | 持ち物 | 主な役割 |
|---|---|---|---|---|
| ユキメノコ | おくびょう | C252/S252/4 | ユキメノコナイト | 壁・雨・高速サポート |
| ブリジュラス | おだやか | H252/D252/4 | たべのこし | メインエース・要塞 |
| ニョロトノ | ずぶとい | H252/B252/4 | オボンのみ | 雨・てだすけ・ほろび |
| ヤバソチャ | ずぶとい | H252/B252/4 | ひかりのこな | 回復・攻撃誘導 |
| ミロカロス | ひかえめ | H252/C252/4 | いのちのたま | サブアタッカー |
| ドドゲザン | いじっぱり | H252/A252/4 | くろいメガネ | 補完アタッカー |
※努力値については、ブリジュラスは実際の構築方針である特防重視を反映し、それ以外は役割に合わせた分かりやすい基本配分として紹介しています。細かな調整を行う場合は、環境や苦手な相手に合わせて変更するのがおすすめです。
初心者向け|まず覚えたい基本選出
このパーティを初めて使うなら、最初は難しく考えなくても大丈夫です。
基本的には、
先発:ユキメノコ+ブリジュラス
後発:ニョロトノ+ヤバソチャ
の4匹を選びます。
そして頭の中では、
「壁→雨→エレクトロビーム→回復」
と覚えておけば、構築の目的が分かりやすくなります。
実際の試合を初心者向けにシミュレーション
例えば1ターン目。
場にはユキメノコとブリジュラスがいます。
まずユキメノコでオーロラベールを展開し、味方が受けるダメージを抑えます。
ブリジュラスは相手によって攻撃したり、特殊アタッカーが怖ければバークアウトを使ったりします。
次のターン。
ユキメノコの仕事が終わったら、ニョロトノへ交代。
ニョロトノが登場すると「あめふらし」で雨になります。
ここでブリジュラスのエレクトロビーム。
相手へダメージを与えながら、ブリジュラス自身の特攻も上昇します。
ここからが楽しいところです。
相手が物理技でブリジュラスを攻撃すると、「じきゅうりょく」によって防御が上昇。
ブリジュラスはさらに倒されにくくなります。
それでもHPは少しずつ減ります。
そこでヤバソチャを登場させます。
おもてなし発動→ブリジュラス回復。
さらに「いのちのしずく」で回復。
危険なターンには「いかりのこな」でブリジュラスへの攻撃をヤバソチャが引き受けます。
その間にもブリジュラスはエレクトロビーム。
特攻+1、さらに+1……。
そして物理攻撃を受ければ、
防御+1、さらに+1……。
HPは、
たべのこし+おもてなし+いのちのしずく
で回復。
こうして数ターン経過すると、最初とはまったく違うブリジュラスが出来上がります。
これがこの構築で狙いたい理想的な展開です。
この構築では「急いで倒す」必要がない
実際にマスターボール級まで使ってみて重要だと感じたのが、相手を倒すことを焦らないことです。
例えばブリジュラスで相手を倒せそうだからといって、必ず攻撃する必要はありません。
相手の特殊火力が高ければバークアウト。
ブリジュラスが危険ならヤバソチャでサポート。
相手がブリジュラスを狙っているなら、いかりのこな。
こうして1ターン生存するだけで、
たべのこしでHPが戻る
じきゅうりょくで防御が上がる可能性がある
次のエレクトロビームを撃つチャンスが生まれる
というメリットがあります。
この構築では、**「倒されないことそのものが攻撃につながる」**と考えると分かりやすいです。
実際にマスターボール級まで到達して感じたこと
このパーティを使い始めたきっかけは、YouTubeで戦っているところを見たことでした。
「雨乞いユキメノコとブリジュラスの組み合わせが面白い。自分でも育成してみよう」と思い、実際に6匹を用意しました。
最初から完璧に使えたわけではありません。
しかし何度も対戦しているうちに、
「ここはオーロラベール」
「ここでニョロトノに交代」
「ここは攻撃せずバークアウト」
「ここでヤバソチャを出したらブリジュラスを回復できる」
という判断が少しずつ分かるようになりました。
そして、このパーティを使い続けてマスターボール級へ到達。
さらにマスターボール級でも対戦を続け、画像撮影時点でランクIV・レート1645.687まで上げることができました。
もちろん、このパーティを使えば誰でも必ずマスターボール級へ行けるという意味ではありません。
しかし、初心者にとって非常に大きなメリットだと感じるのが、「自分が何をすれば勝てるのか」が分かりやすいことです。
強い人の構築を参考にするのも初心者にはおすすめ
今回のパーティは完全オリジナルではなく、YouTubeで見た構築を参考に育成しています。
これは初心者がポケモン対戦を覚えるうえで、かなり良い方法だと思います。
最初から6匹すべてを自分で考え、
「努力値はどうしよう?」
「技は?」
「持ち物は?」
「先発は?」
「交代するタイミングは?」
と全部考えるのはかなり大変です。
それなら最初は強い人や面白い構築を参考にして、
①実際に育成する
→
②実際に使ってみる
→
③なぜこの技なのか考える
→
④負けた原因を考える
→
⑤少しずつ自分に合うよう調整する
という方法でも十分です。
今回の要塞型ブリジュラスも、実際に自分で使ってみたことで「なぜこの4匹が組み合わされているのか」がよく分かるようになりました。
参考にしたYouTube動画
今回のパーティを育成するきっかけになったのが、YouTubeで見た『ポケモンチャンピオンズ』のダブルバトル動画です。
完全オリジナルのパーティとして紹介しているわけではなく、動画で見たパーティ・戦い方を参考に、自分でも育成して実際のランクバトルで使用している構築になります。
元の動画を見てからこの記事を読むと、「なぜこの組み合わせが面白いのか」がさらに分かりやすいと思います。
まとめ|壁・雨・回復でブリジュラスを要塞にする
今回紹介したパーティの基本選出は、
ユキメノコ+ブリジュラス+ニョロトノ+ヤバソチャ
です。
覚えてほしいのは、たった4つ。
壁を張る。
雨を降らせる。
エレクトロビームで強くする。
ヤバソチャで回復する。
この4つです。
ブリジュラスはH252・D252を基本とした特防重視の育成にすることで特殊攻撃を耐えやすくし、物理耐久は「じきゅうりょく」で上げていきます。
そして火力については、雨状態のエレクトロビームを使いながら上昇させます。
HPが減っても、たべのこしがあります。
さらにヤバソチャの「おもてなし」。
さらに「いのちのしずく」。
危険なら「いかりのこな」で守る。
ユキメノコのオーロラベールもあります。
つまり、
特殊耐久は努力値で補強。
物理耐久はじきゅうりょくで強化。
火力はエレクトロビームで強化。
HPはたべのこしとヤバソチャで回復。
それぞれの弱点を別の仕組みで補いながら、1匹のブリジュラスを完成させていきます。
そして実際にこの構築を使用して、マスターボール級まで到達することができました。
単純に強い技を連打するだけではなく、4匹がお互いを支えながら少しずつ勝ちに近づいていくところが、このパーティ最大の魅力です。
『ポケモンチャンピオンズ』でダブルバトルを始めたばかりの人や、「面白くて勝ち筋の分かりやすいパーティを育ててみたい」という人は、こうした要塞型ブリジュラス構築を参考にしてみるのも面白いと思います。




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