もし私がリライブシャツを人に勧めるなら?さらに「りらいぶの社員なら何を提案するか」まで本気で考えてみた

話題

リライブシャツという商品を知ったとき、多くの人が最初に思うのは「普通のTシャツと何が違うの?」「本当に何か違いを感じるの?」「どうしてこれほど売れているの?」という疑問ではないでしょうか。私自身、もし家族や友人、仕事仲間にリライブシャツを紹介する立場になったとしても、いきなり「これは絶対にすごいから買った方がいい」とは言わないと思います。むしろ「こういう商品があるから、興味があるなら一度試してみたら?」というところから始めます。そして今回さらに考えてみたいのが、もし私が単なる利用者ではなく、株式会社りらいぶで働く社員の一人だったら、これからリライブをどう広げていくかということです。2019年から販売されてきたリライブウェアは、2026年2月28日までにシリーズ累計販売500万着を突破しています。2021年のYouTube「令和の虎」出演時には1週間で6,000枚の予約が入ったと公式サイトで紹介されており、すでに「知る人ぞ知る商品」という段階から、大きな市場を持つブランドへ成長しています。しかし、500万着売れたから完成というわけではありません。むしろここから、「一時的に話題になった健康ウェア」で終わるのか、「日本を代表する機能性ウェアブランド」になるのか、「世界でもRELIVEという名前が知られるブランド」になるのかが決まってくるのではないでしょうか。今回は、私自身がリライブシャツを他の人に勧めるならどうするか、そして仮に私が株式会社りらいぶの社員なら会社にどんな提案をするか、この二つの視点から本気で考えてみます。

私自身が使ってみて感じたこと

ここは、商品を紹介するうえで一番大切な部分かもしれません。私はリライブシャツについて調べただけではなく、実際に自分でも使用してみました。その中で、個人的に「少し違うかもしれない」と感じたことがいくつかありました。

まず一つ目が、睡眠中のことです。私はリライブシャツを着て寝た際、夜中にトイレで起きる回数が以前より減ったように感じました。もちろん、これがリライブシャツを着たことによるものなのか、たまたまその日の水分摂取量や体調、室温、睡眠の深さなど別の要因によるものなのかは分かりません。リライブシャツを着れば夜間のトイレ回数が減る、と断定するつもりもありません。ただ、私自身の体感として「以前より夜中に起きることが少なかった」と感じた時期があったことは事実です。

睡眠はかなり繊細なもので、寝る前にどれくらい水分を摂ったか、その日の疲れ具合、気温、ストレスなどでも大きく変わります。そのため、この体験をそのまま「リライブシャツの効果」とするのは適切ではないと思います。ただ、個人的な使用感としては印象に残っている変化の一つでした。

二つ目が、普段の行動で感じる腰への負担です。私は仕事柄、立っている時間が長く、店内を歩いたり、商品を持ったり、売場とバックヤードを何度も行き来したりします。そのため一日の終わりには、腰まわりや脚に負担を感じることがあります。リライブシャツを使用しているときは、普段の行動の中で「いつもより腰への負担が少ない気がする」と感じることがありました。

ここでも「腰痛が治った」「腰への負担がなくなった」という話ではありません。あくまで、立ったり歩いたり、商品を持ったりといった日常動作をしている中で、身体の動かしやすさや腰まわりの感覚が少し楽に感じた、という程度です。しかし、毎日身体を使って働いている人にとって、この「少し楽に感じる」というのは意外と大きいと思います。

例えば仕事中に一度大きな痛みが出るというより、朝から夜まで少しずつ身体に負担が積み重なっていくことの方が多いです。そうした毎日の積み重ねの中で、「今日はいつもより身体が楽かもしれない」と感じられるのであれば、それだけでも試す意味はあるのではないかと思いました。

だから私はリライブシャツを誰かに紹介するとき、「こういう効果があるよ」と先に説明するより、「私は使ってみて、寝ているときにトイレで起きる回数が減ったように感じたことと、普段の仕事で腰への負担が少し軽く感じたことがあった。ただしこれはあくまで私個人の体感だから、あなたも同じになるとは限らないよ」と伝えると思います。

この言い方の方が、私は誠実だと思います。

そもそもリライブとはどんなブランドなのか

株式会社りらいぶは、「世界中の人たちが心身ともに健康で幸せな生活を作り上げることに寄与する」という理念を掲げています。現在のリライブは単にTシャツだけを販売している会社ではありません。リライブウェア、リライブエンジン搭載商品、一般医療機器であるリライブシャツコアなど、複数の商品群を展開しています。代表の佐々木貴史さん自身も、健康や身体について長年考えてきた経験からリライブウェアの開発につながったと説明しており、「リライブウェアで世界中の人に笑顔を」という考えを掲げています。通常のリライブウェアでは、鉱石を含む特殊プリントを身体の特定箇所に配置し、体温を熱源として遠赤外線を輻射することで血行を促進するという仕組みを会社側は説明しています。また公式サイトには、被験者11人のオープン試験で着用約30分後の血流量平均値が着用前より約16%増加したという社内測定データが掲載されています。ただし、この試験は対照群なしで人数も少なく、同社自身も「すべての人に同様の変化を保証するものではない」と明記しています。ここは非常に重要です。リライブを人に勧めるのであれば、「研究データがある=誰にでも必ず同じ効果が出る」と考えてはいけません。むしろ「こういうデータはある。ただし個人差もある。だからこそ自分で試して判断してほしい」という説明の方が私は信用できます。

現在の一般医療機器は「リライブシャツコア」

リライブについて調べる際に、過去の情報と現在の情報を混同しないことも非常に重要です。以前販売されていた一般医療機器「リライブシャツα」「リライブスパッツα」は、2025年11月に販売停止・自主回収となりました。これは製品そのものに安全性の問題が確認されたという内容ではなく、2025年8月の「家庭用遠赤外線血行促進用衣」に関する質疑応答集の改訂によって、遠赤外線を輻射する範囲が部分的なプリントに限定される商品は一般的名称の定義に合致しないことが明確になったためです。会社は約48万着を対象として自主回収しました。その後、2026年4月から新しい一般医療機器「リライブシャツコア」が登場しています。こちらはセラミックを練り込んだ素材から遠赤外線を輻射する仕組みで、届出上は血行促進、腰や肩などの筋肉のコリ改善、筋肉の疲れの軽減などが掲げられています。私はこの経緯を、リライブにとって「隠したい過去」と考える必要はないと思います。むしろ今後世界へ進むのであれば、「制度が変わったときに自主回収して新しい商品へ切り替えた」という経緯も含めて説明した方が信頼につながるのではないでしょうか。良い話だけを伝える会社より、問題や変更が起きたときに何をしたかを説明できる会社の方が、長期的には強いブランドになると思います。

私が人に勧めるなら、まず「あなたに必要か」を考える

もし私がリライブシャツを人に勧めるなら、まず相手がどんな生活をしているのかを聞きます。なぜなら、機能性ウェアは誰にでも同じ理由で必要になる商品ではないからです。デスクワーク中心でほとんど身体を動かさない人と、一日8時間以上立っている人では、身体について感じている悩みがまったく違います。私自身が最初に思い浮かべるのは、スーパーなど小売店で働く人です。スーパーの仕事というと、レジに立っているだけのように思われることがありますが、実際には品出し、売場整理、商品補充、バックヤードとの往復、売場確認、スタッフ対応など、かなり歩き回ります。さらに飲料、米、調味料、ケース商品など、重量のある商品を動かす場面もあります。店長になれば自分の売場作業だけではなく店舗全体を行き来するため、一日の歩数も増えます。そんな人から「最近、仕事が終わったら身体がしんどい」「昔より疲れを感じやすくなった」と相談されたなら、私はリライブを選択肢の一つとして紹介すると思います。

自分自身が使ってみて、普段の行動で腰への負担が少し軽く感じることがあったからこそ、立ち仕事をしている人への紹介は特にイメージしやすいです。ただし「これを着たら腰が楽になるよ」と断言するつもりはありません。「私は仕事中に少し負担が軽く感じたことがあった。あなたにも合うかもしれないから、興味があるなら一度試してみたら?」という言い方になります。

リライブは「説明して売る」より「体験してもらう」商品だと思う

リライブについて知らない人に「鉱石」「遠赤外線」「間接テーピング技術」などの言葉を一気に説明すると、人によっては少し身構えてしまうと思います。それは当然です。今の世の中には健康に関する商品が非常に多く、誇大な表現の商品も存在します。「着るだけで身体をサポートします」と言われれば、「そんなに簡単なの?」と思う人がいるのは自然です。だから私は説明だけで説得しようとはしません。可能であれば試着してもらいます。腕を上げる、前屈する、身体をひねる、立ち上がるなど、普段の簡単な動きをしてもらい、その後着用して同じ動きをする。そこで本人が何も感じなければ、それでいいと思います。「自分には分からなかった」という結果も立派な結果です。逆に「なんとなく動きやすい気がする」「これは面白い」と本人が感じたのであれば、その時点で詳しい説明をすればいいと思います。販売というと、どうしても「どう説得するか」を考えてしまいます。しかしリライブのような商品では、「どう納得してもらうか」より「どう自分で判断してもらうか」の方が重要ではないでしょうか。

私自身の体験についても同じです。「私はこう感じた」というだけであって、それを他人にも当てはめないことが大切です。睡眠中にトイレで起きる回数が減ったように感じたことも、腰への負担が軽く感じたことも、あくまで私自身の使用感です。だからこそ、他の人にも「自分で試して、自分で判断してほしい」と思います。

私が勧めたいのは「疲れている人」だけではない

リライブを「疲労対策商品」としてだけ考えると、市場は限定されます。私はもっと大きなテーマで考えます。それは「自分の身体で動き続けたい人」です。50代、60代、70代になっても旅行へ行きたい。ゴルフを続けたい。ウォーキングしたい。仕事を続けたい。孫と遊びたい。買い物へ行きたい。家事を続けたい。介護をする立場なら、大切な人を支え続けたい。こうした日常の中で「身体を動かせる」ということ自体が価値になります。リライブを「疲れた人のシャツ」ではなく、「人生を自分の身体で動き続ける人のためのウェア」と考えると、ブランドの意味はかなり大きくなると思います。

もし私がリライブの社員なら、最初に提案したいこと

ここからは完全に「もし私が株式会社りらいぶで働いていたら」という仮定の話です。実際の会社内部の方針を知っているわけではありません。そのうえで、私が社員として企画会議に参加できるなら、最初にこう言いたいです。「500万着の次は、販売枚数だけを追うのではなく、“リライブとは何の会社なのか”を日本中に定着させましょう」。500万着という数字は非常に大きいです。しかし商品が500万着売れたことと、ブランドが社会に定着したことは別です。商品名を聞いたことはあるけれど仕組みを知らない人、テレビ通販の商品というイメージしかない人、怪しいと思っている人、熱烈なファン、それぞれが存在するはずです。ここから重要なのは「何枚売るか」だけではなく、「リライブという言葉を聞いたとき、人々に何を思い浮かべてもらうか」だと思います。Nikeならスポーツ、Appleならテクノロジーとデザイン、UNIQLOならLifeWear、Lululemonならヨガやウェルネス。ではRELIVEは何なのか。私は「自分の身体で動き続ける人を支えるブランド」を目指したいです。

提案1「働く人のためのRELIVE」を作る

私なら最重要戦略として「働く人」を狙います。現在の公式サイトでも、高齢化、介護問題、働く人の身体負担といった社会課題への取り組みが掲げられています。私はここをさらに大きくします。例えば新しいカテゴリーとして「RELIVE WORK」を立ち上げます。スーパー、小売、介護、看護、物流、倉庫、建設、工場、農業、タクシー、配送、ホテル、飲食、美容師など、長時間立ったり歩いたり身体を使ったりする仕事向けの商品です。ただし職種ごとに求められる服は違います。スーパーなら制服の下に着られる薄手インナー、介護なら汗をかいても乾きやすいウェア、物流なら動きやすく耐久性の高いもの、建設なら夏用接触冷感タイプ、冬の屋外作業なら保温タイプ、飲食店なら目立たず制服の下に着られるもの。「一つのリライブシャツを全員に売る」のではなく、「働き方に合わせてリライブを選べる」という世界を作ります。

私自身、日常的に立ち仕事や歩く時間が長いからこそ、こうした職業向けの展開にはかなり可能性を感じます。単に「身体を使う人におすすめ」という大きなくくりではなく、「スーパー勤務」「介護職」「物流」「建設」と分けた方が、利用者も自分事として考えやすくなると思います。

提案2 スーパーやドラッグストアの従業員で実証する

私は小売業との相性が非常にいいと思います。例えば全国チェーンのスーパーと協力して、希望者1,000人に一定期間着てもらう。比較する項目は、仕事終了後の疲労感、肩・腰の主観的な状態、歩数、着用時間、翌朝の状態、継続使用率、満足度などです。さらに睡眠に関しても、本人の主観だけでなく、可能であれば睡眠時間や中途覚醒回数などを測る研究も面白いと思います。ただし、夜間のトイレ回数の変化などを調べるのであれば、泌尿器系の病気や飲水量、薬、年齢など非常に多くの要因が関係するため、専門家と慎重に研究設計する必要があります。

私自身が「着用時に夜中トイレで起きることが減ったように感じた」という経験があるからこそ、この部分には興味があります。しかし個人の体験と科学的な結果はまったく別です。だからこそ「本当にそういう傾向があるのか」を研究してほしいと思います。

提案3 法人が社員へ支給する市場を作る

リライブの成長余地としてかなり大きいと思うのが法人市場です。今までは「個人が自分のお金で買う」という販売が中心だったとしても、将来的には「会社が従業員へ支給する」という市場を作れます。企業では安全靴、制服、作業手袋、腰ベルトなどを会社側が用意するケースがあります。そこへ「コンディショニングウェア」という考え方を入れます。例えば従業員1万人の会社で、一人2着なら2万着です。個人を一人ずつ広告で獲得するより、一社の導入で非常に大きな市場になります。

提案4 「100社実証プロジェクト」を始める

私なら会社へ「RELIVE WORK 100社プロジェクト」を提案します。介護10社、物流10社、小売10社、製造10社、建設10社、運輸10社、医療10社、宿泊10社、飲食10社、その他10社で合計100社。それぞれ100人なら1万人規模になります。全員に同じ調査票を使い、一定期間着用してもらい、どの仕事と相性がいいのか、何歳くらいの人が体感しやすいのか、何時間くらい着ているのか、どんな商品が選ばれるのか、リピート率はどうかを分析します。さらに、腰まわりの負担感、睡眠の満足度、翌朝の疲労感なども調査項目にできると思います。これを毎年「リライブ白書2027」「リライブ白書2028」のような形で公開する。世界的ブランドを目指すなら、商品を売る会社から「身体を使って働く人のデータを持つ会社」へ進化するのも面白いと思います。

提案5 店頭販売を「試着型」に変える

私が店頭でリライブを販売するなら、箱を並べるだけにはしません。体験台を作り、POPには大きく「まず買わなくて大丈夫です。試してみてください」と書く。これはかなり思い切った表現ですが、リライブの性格に合っていると思います。多くの商品は購入して家へ帰ってから初めて使います。しかしリライブは、その場で着て身体を動かしてみることができます。だったら、それを最大限利用するべきです。スタッフも「こちらの商品にはこういう効果があります」と一方的に説明するのではなく、「まず普段通り腕を上げてみてください」「では着てみましょう」「どうでしょう?」という接客をする。何も違いを感じなかった人には無理に売らない。「今回は合わなかったですね。また興味があればどうぞ」でいい。一見すると販売機会を逃しているようですが、長期的には「無理に売らない会社」という信用になります。

提案6 「全国100万人リライブ体験プロジェクト」を行う

リライブは試着体験を大きなマーケティング手段にできると思います。ショッピングモール、スポーツ大会、マラソン、ゴルフ場、介護展示会、物流展示会、健康イベント、道の駅、スーパー、ホームセンターなどで、「全国100万人リライブ体験プロジェクト」を行う。買う必要はなく、試すだけです。試した人にはスマートフォンで簡単なアンケートへ回答してもらい、「変化を感じた」「少し感じた」「分からなかった」という結果を全部公開する。ここでも悪い結果を隠さないことです。

提案7 「誰にでも効く」というイメージから離れる

健康商品が怪しく見られる最大の原因の一つは、効果を大きく言いすぎることだと思います。「絶対」「誰でも」「着た瞬間」「人生が変わる」。こうした表現を私は避けます。代わりに「合う人もいれば、分からない人もいます」「だから試してください」と伝える。これは弱気な広告に見えますが、実際には逆です。本当に自信のある商品だからこそ「全員に効くとは言いません」と言える。私自身も、腰への負担が軽く感じたり、睡眠中に起きる回数が減ったように感じたりしましたが、それを他の人にも同じように起きるとは言えません。だからこそ「私はこうだった」という体験談と、「誰でもそうなる」という宣伝はきちんと分ける必要があります。

提案8 大規模な第三者研究を増やす

世界へ広げるなら、ここは避けて通れないと思います。現在、リライブ公式サイトでは血流量測定や日常動作試験などのデータが公開されています。一方、こうした小規模試験だけで世界市場を納得させるには限界があります。そこで私なら100人、500人、1,000人と研究規模を大きくします。さらに可能なものについては、リライブ着用群、見た目が同じだが加工のない対照群、できれば参加者がどちらか分からない形など、研究設計をより厳密にする。測る対象も血流、疲労感、肩・腰の自覚症状、動作、睡眠、運動後の回復、仕事終了後の状態などに分けます。そして結果が良くても悪くても査読論文として公開することを目指します。

特に私は、睡眠についてもっと研究してみてほしいと思います。睡眠の質、途中で目覚める回数、翌朝の疲労感などです。ただし夜間頻尿については、前立腺、膀胱、睡眠障害、生活習慣などさまざまな要因があるため、「リライブで改善する」と先に結論を決めるのではなく、あくまで客観的に検証してほしいです。

提案9 「RELIVE DATA」を作る

公式サイトに「RELIVE DATA」というページを作り、血流に関する試験、動作に関する試験、一般医療機器の届出、論文、企業実証、自治体実証、スポーツでの研究などを一か所にまとめる。さらに研究人数、研究機関、対照群の有無、研究方法、結果、限界まで普通の人にも分かるように説明します。「良い結果だけを大きく表示し、注意書きを小さくする」という広告ではなく、「ここまで分かっています。ここからはまだ分かっていません」を見せる。私はこれこそ、健康に関わる企業の強さだと思います。

提案10 過去の自主回収を「信頼教育」に変える

2025年のリライブシャツα・スパッツαの自主回収は、今後のリライブを考える上で重要な出来事です。私は社員なら、この情報を隠すのではなく社員教育に使います。「健康商品を扱う会社だからこそ、制度変更にも最優先で対応する」「広告より法令遵守を優先する」「売上より信頼を優先する」という文化を作る。一般消費者向けにも、旧商品で何が起こったのか、安全性の問題だったのか、なぜ回収したのか、現在の商品は何が違うのかを図解する。そうすることで過去の問題が、逆にブランドの透明性を示す材料になります。

提案11 商品名を分かりやすく整理する

リライブが大きくなって商品数が増えると、初めて見る人は「どれを買えばいいの?」となります。そこで商品カテゴリーをシンプルにします。例えばRELIVE DAILYは日常生活、RELIVE WORKは仕事、RELIVE SPORTSはスポーツ、RELIVE RECOVERYは休養、RELIVE MEDICALは一般医療機器といった形です。消費者から見て「自分はどれを選べばいいか」が数秒で分かる構造にするべきです。

提案12 服そのもののデザインをもっと強くする

機能性だけで勝負すると、競合が同様の商品を出してきたときに差別化が難しくなります。そこで「普通に服として欲しい」と思える商品へ進化させます。「デザインが良い」「着心地が良い」「その上で機能もある」という状態を目指します。リライブも健康商品売場で売られる服から、街で普通に着たくなる服へ行く。ここは世界展開に非常に重要だと思います。

提案13 用途を一目で分かるようにする

リライブも、仕事、運動、睡眠、旅行、長時間移動、立ち仕事、デスクワークなど利用シーンを分かりやすくする。「リライブとは何ですか?」を説明するより、「立ち仕事の人はこちら」「寝るときに着たい人はこちら」の方が消費者は選びやすいです。ただし睡眠向け商品として展開する場合は、その商品で何を表示できるのかを法令やエビデンスに合わせて慎重に整理する必要があります。

提案14 企業とのコラボをさらに増やす

私はこの方向をさらに強くします。例えばワークウェアメーカー、スポーツブランド、航空会社、ホテル、介護用品メーカー、寝具メーカー、靴メーカー、制服メーカーなどとのコラボです。「リライブが全部作る」のではなく、「リライブ技術を他社製品へ搭載する」というビジネスです。この技術を「Intel Inside」のような存在へ育てられれば面白いと思います。

提案15 高齢者市場では「衰え」より「これから」を売る

高齢者向けの商品は、どうしても転倒、介護、衰え、老化などネガティブな言葉が多くなります。しかし私はもっと前向きな言葉にします。「まだ旅行へ行こう」「まだ歩こう」「孫と出かけよう」「100歳まで人生を楽しもう」というメッセージです。高齢者は「弱い人」ではありません。これからもやりたいことがある人です。「動ける人生を長くする」という考え方の方がブランドとして魅力的です。

提案16 家族から家族へ贈るブランドにする

リライブはギフト市場とも相性がいいと思います。父の日、母の日、敬老の日、誕生日、還暦、退職祝いなど、「いつまでも元気でいてほしい」という気持ちと結び付きやすい商品だからです。そこで広告を「自分の疲労対策」だけでなく、「大切な人に、これからも元気でいてほしい」へ広げます。

提案17 「助ける人を助ける」をブランドの柱にする

介護士、看護師、救急隊、消防、災害ボランティア、物流、配送、小売。こうした仕事は社会を支えています。しかしその人自身の身体にも負担がかかります。「誰かを助ける人を、RELIVEが支える」。これは非常に強いブランドメッセージだと思います。

提案18 佐々木貴史さん一人に依存しないブランドを作る

リライブがここまで成長した大きな要因の一つに、佐々木貴史さん自身の発信力があると思います。ただ、世界企業になるなら「佐々木さん=創業者の理念」「RELIVE=社会に定着したブランド」という二つを作った方がいいと思います。社員、研究者、利用者、アスリート、介護士、物流作業員、高齢者など、それぞれがRELIVEを語る。佐々木さんが前面に出なくてもRELIVEの思想が伝わる会社にする。それこそ、創業者の理念が本当に会社へ根付いた状態ではないでしょうか。

提案19 アンバサダーは有名人だけにしない

有名人は認知度を上げる力があります。しかし「自分と同じ生活をしている人」の口コミも非常に強いです。私は全国で1,000人のRELIVEアンバサダーを作ります。ただしフォロワー数だけでは選びません。スーパー店員、介護士、看護師、トラックドライバー、美容師、農家、工場勤務、保育士、教師、料理人、ランナー、主婦・主夫、高齢者など、普通の生活者です。その人たちに良かった部分だけではなく、微妙だった部分、どんな日に着ているか、どういう人には向かなそうかまで発信してもらう。宣伝ではなく「生活の中のRELIVE」を見せるのです。

提案20 海外では日本と同じ売り方をしない

世界展開を目指すなら、日本で成功した広告をそのまま翻訳するだけでは難しいと思います。アメリカならスポーツ、フィットネス、物流、医療従事者、欧州ならウェルネス、ワークウェア、エビデンス、韓国なら美容・健康、スポーツ、ファッションなど、市場ごとに入口が違います。海外展開では「日本ですごく売れている商品です」だけではなく、研究、特許、企業導入、スポーツ実績、利用者データをセットにする。この方が世界では説得力が出ます。

提案21 最初の海外ターゲットは「働く人」にする

世界共通なのが身体を使って働く人です。倉庫、配送、介護、看護、建設、工場、小売、ホテルなどはどの国にもあります。「日本発の機能性Tシャツ」ではなく、「身体を使って働く人を支える日本発のBody Support Wear」として展開する。この方が市場ははるかに大きいと思います。

提案22 商品を売る会社から「健康寿命を研究する会社」へ

さらに長期的に考えると、私は株式会社りらいぶを衣料メーカーだけにはしません。「人が長く自分の身体で動くためには何が必要なのか」を研究する会社にします。衣類、靴、インソール、寝具、椅子、リストバンド、ウェアラブル機器、運動、食事、睡眠まで広げる。リライブウェアはその入口です。

提案23 アプリを作る

リライブユーザー向けアプリも面白いと思います。購入商品、着用日、歩数、睡眠、疲労感、体調、運動、仕事時間などを記録します。例えば「今日は8時間立ち仕事だった」「リライブを10時間着用」「疲労感5段階の2」「夜中に起きた回数1回」といった記録です。これを本人自身が振り返れるようにする。ただし個人情報・健康情報は非常に慎重に扱う必要があります。本人の同意なく広告目的に使うようなことは避け、データの扱いを透明にすることが重要です。

提案24 偽物対策を徹底する

人気商品になればなるほど、模倣品や怪しい販売サイトが出てくる可能性があります。そこで商品ごとにQRコードなどで正規品確認をできるようにする。スマートフォンで読み取れば、製造時期、商品名、正規品確認、使い方、洗濯方法、研究データなどが表示される。世界展開ではブランド保護も非常に重要になります。

提案25 返品制度を「自信の象徴」にする

私は返品・交換などの制度も、単なるサービスではなくブランド戦略に使います。「合わなければ無理に使わないでください」というメッセージです。健康系の商品は「高かったから効果があると思いたい」という心理が働くことがあります。だったら会社側から「納得できなければ制度を使ってください」と言う。これもブランドへの信用につながると思います。

提案26 店員教育を徹底する

リライブが全国へ広がるほど、販売員の説明の差が問題になります。一人の販売員が「これを着たら絶対腰痛が治ります」「夜間のトイレが減ります」などと説明すれば、会社全体の信用問題になります。そこで販売員向けの資格制度「RELIVE ADVISER」を作る。薬機法、商品ごとの位置付け、一般医療機器とは何か、通常ウェアとの違い、研究データ、言っていい表現、言ってはいけない表現、体験方法などを学び、一定の試験に合格した人だけが公式アドバイザーを名乗れるようにする。特に利用者の体験談を「医学的な効果」に置き換えて説明しない教育は重要だと思います。

提案27 良い口コミだけでなく悪い口コミも公開する

公式サイトに高評価だけが並んでいたら、逆に疑う人もいます。そこで「良かった」「普通だった」「分からなかった」「サイズが合わなかった」「価格が高いと思った」「デザインが好みではなかった」といった意見も掲載する。そのうえで会社から「この点は次回商品で改善します」と回答する。私のように「腰への負担が軽く感じた」「睡眠時に起きることが減った気がした」という人がいる一方で、「特に分からなかった」という人も当然いると思います。その両方を見せる方がブランドとして健全です。

提案28 リピーターを大切にする

累計販売枚数だけではブランドの本当の強さは測れません。私は経営指標として、初回購入者、2着目購入率、1年後継続率、家族への購入率、法人継続率、返品率、満足度を重要視します。500万着売れたこともすごいですが、「買った人がまた買っている」のであればさらに強い。逆に新規広告を大量に出さないと売れない状態なら、ブランドとして改善余地があります。

提案29 「まず試しやすい商品」を増やす

機能性ウェアは普通のTシャツに比べると高価に感じる人もいます。だからリストバンド、靴下、インナーなど、比較的試しやすい商品からブランドを知ってもらう導線を作る。「最初からシャツを買ってください」ではなく、「まずRELIVEという考え方を試してください」という入口です。

提案30 最終的には「RELIVEを着ていることが格好いい」状態を目指す

ここが世界ブランドになるためには重要です。リライブも「健康に不安があるから着る」だけではなく、「自分の身体を大切にしている人が着る」というブランドにする。スポーツを続ける、仕事を頑張る、家族を支える、人生を楽しむ。その象徴としてRELIVEを着る。ここまで行けば、単なる機能性シャツではなく文化になります。

私ならCMで何と言うか

もし私が社員として広告会議へ参加するなら、商品の機能説明だけでなくブランドメッセージを作ります。例えば「まだ、動ける。」「動ける人生を、もっと長く。」「働く身体を、支える。」「100歳まで、人生を楽しもう。」そして私が特に好きなのは「助ける人を、助けたい。」という方向です。介護する人、家族を支える人、荷物を届ける人、食品を売る人、患者を支える人、街を作る人。その人たち自身の身体も支える。これはリライブというブランドに非常に合うと思います。

私が知人にリライブを勧めるときの最終的な言葉

ここまで会社戦略についてかなり大きな話をしてきましたが、個人として人に紹介するときはもっと簡単でいいと思います。私なら「最近こういうウェアがあるよ。普通のTシャツより高いし、全員が同じ体感になるとは思わない。でも私は着ているとき、普段の行動で腰への負担が少し軽く感じたことがあって、寝るときも夜中にトイレで起きる回数が減ったように感じたことがあった。ただ、それがこのシャツのおかげかどうかまでは分からない。身体を使う仕事をしてるなら、一回試して自分に合うか見てみたら?」という言い方になると思います。

この「良かったところは話す。でも原因までは断定しない」という姿勢が大切だと思います。

私が社員なら「売ってください」ではなく「試してください」と言う

もし自分がりらいぶの社員になったとしても同じです。会社として「買ってください」を連呼するのではなく、「試してください」と言える企業にしたい。そして「合わなければ買わなくて大丈夫です」まで言える企業にしたいです。それでも購入者が増えるのであれば、そのブランドは強いと思います。

500万着はゴールではなく、むしろスタートかもしれない

2019年から2026年2月末までに500万着。この数字だけを見ると、すでに大成功した商品に見えます。しかし世界を考えれば、500万着はまだ途中とも考えられます。日本の人口だけでも1億人以上、世界には80億人以上が暮らしています。もちろん全員が顧客になるわけではありません。それでも、高齢者、アスリート、介護士、看護師、物流、小売、建設、農業、工場、デスクワーカーなど、身体を使う人は世界中にいます。だからリライブが本当に「世界中の人々に、着る健康を」という方向を目指すのであれば、ここからが本当の勝負なのだと思います。

私なら会社の成長を3段階で考える

第一段階は「リライブという商品を知ってもらう」。これはすでにかなり進んでいます。第二段階は「リライブがどんなブランドなのか理解してもらう」。今はここだと思います。そして第三段階は「リライブという考え方を世界に定着させる」。ここが将来です。そのためにはCM、有名人、テレビ通販だけでは足りません。研究、実証、法人導入、商品デザイン、社会貢献、アンバサダー、海外、デジタル、すべてが必要です。

最後に――私がリライブに一番提案したいこと

今回いろいろ考えましたが、結局一番言いたいことはとても単純です。「売れる会社」ではなく「信用される会社」を目指してほしいということです。健康に関係する商品だからこそ、都合の良いデータだけを使わない。効果を言い過ぎない。体感には個人差があるときちんと言う。制度変更があれば対応する。問題が起きたら公開する。研究を続ける。第三者に検証してもらう。合わない人にも無理に売らない。こうした積み重ねが最終的には一番大きな資産になります。

私自身は、リライブシャツを使用した際、普段の行動で腰への負担が以前より少し軽く感じることがありました。また睡眠時には、夜中にトイレで起きる回数が減ったように感じた時期もありました。これは私自身の実体験としては興味深いことでした。ただし、それが本当にリライブシャツによって起きた変化なのかは分かりませんし、他の人にも同じ変化が起きるとは限りません。だからこそ私は「自分はこう感じた。でもあなたはあなた自身で試して判断してほしい」と伝えたいです。

もし私がリライブの社員なら、「今日何枚売れたか」だけではなく、「今日何人から信用されたか」を考える会社にしたいです。そして、スーパーで一日中働いている人、介護施設で人を支えている人、夜中に荷物を運んでいる人、工場で働いている人、スポーツに挑戦している人、70歳を超えても旅行を楽しみたい人、子どもや孫と遊びたい人。そういう人たちから「これがあるから、もう少し頑張ってみよう」と思ってもらえる商品になれば強いと思います。

そして最終的に「リライブシャツという変わったシャツがある」ではなく、「身体を大切にしながら人生を楽しむならRELIVE」と世界で認識される。そこまでいけば、リライブは日本発の一時的なヒット商品ではなく、本当の意味で世界ブランドになったと言えるのではないでしょうか。

私が誰かにリライブを勧めるなら、まず一度試してもらいます。私がリライブの社員なら、100万人に一度試してもらう仕組みを作ります。私がリライブの経営戦略を考えるなら、100社、1万人規模で働く人の実証を行います。そして私がリライブの将来像を考えるなら、「世界中の人が、できるだけ長く自分の身体で動き続けられる社会」を目指します。そこまで大きな目標があるのであれば、リライブが売るべきものはシャツだけではありません。「動き続けられる人生」という価値そのものなのかもしれません。

※本記事は株式会社りらいぶの公式見解ではなく、公開情報と筆者自身の使用体験をもとに、「もし筆者が商品を紹介するなら」「もし筆者が株式会社りらいぶの社員だったら」という仮定で考えた個人的な提案・考察です。本文中の「睡眠中にトイレで起きる回数が減ったように感じた」「腰への負担が少なく感じた」といった内容は筆者個人の体感であり、商品の効果・効能を保証するものではありません。夜間に何度もトイレで目が覚める状態や腰痛などが続く場合には、衣類だけで対処せず医療機関へ相談してください。リライブウェアを含む機能性ウェアの体感には個人差があります。また商品ごとに一般医療機器か否か、届け出られている効果・効能が異なるため、購入時には最新の商品情報を確認してください。

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