おはよう、こんにちわ、こんばんわ、ポニョです。
以前このブログで「積立NISA」について紹介したことがあるんだけど、実はあの記事で説明した制度、2024年から中身がガラッと変わっているんだ。もう「積立NISA」っていう制度自体は新規で始められなくなっていて、今は「新NISA」というひとつの制度に統合されているんだよね。

え、そうなの?前にミギーが積立NISAやってるって言ってたのは古い制度だったってこと?
そういうこと。しかも2025年12月に決まった2026年度の税制改正で、さらに新しいルールが追加されることになったんだ。子どもの分のNISA枠ができたり、対象商品が広がったりと、子育て世代のミギーにとってもかなり気になる内容だったから、今回は最新の情報に更新した「新NISA完全ガイド」として、ゼロから解説し直すよ。
これから資産形成を始めようと思っている人はもちろん、「昔の積立NISAのまま知識が止まっている」という人にもぜひ読んでほしい内容になっています。
1. まず結論:新NISAってどんな制度?
新NISAとは、2024年1月からスタートした「少額投資非課税制度」のことです。株式や投資信託を運用して得た利益(値上がり益・分配金・配当金)に本来かかる約20.315%の税金が、NISA口座内であればずっと非課税になるという、国が用意してくれている資産形成の後押し制度です。
以前は「一般NISA」と「つみたてNISA」という2つの制度が分かれていて、どちらか一方しか選べませんでした。ミギーが以前紹介した「積立NISA」も、この旧制度の「つみたてNISA」のことです。
しかし2024年からは、この2つが「つみたて投資枠」と「成長投資枠」という名前でひとつの制度に統合され、しかも同時に使えるようになりました。非課税で運用できる期間も無期限になり、投資できる金額の上限も大きく引き上げられています。

なんか難しそうだけど、要するに前よりお得になったってこと?
その通り。ざっくり言うと「非課税で投資できる金額が大幅に増えて、しかも一生涯使い続けられる制度になった」というのが新NISAの最大のポイントだよ。順番に詳しく見ていこう。
2. 新NISAの4つの基本ポイント
新NISAを理解するうえで押さえておきたいポイントは、大きく分けて4つあります。
ポイント①:非課税で保有できる期間は無期限
2024年からの新NISAでは非課税保有期間が無期限になりました。旧制度では、つみたてNISAが20年間、一般NISAが5年間という期限があり、「非課税期間が終わる前に売却しないといけないのでは」と焦る人もいました。新NISAではその心配がなくなり、じっくり長期で運用を続けられるようになっています。
ポイント②:年間投資枠は最大360万円
年間投資枠は1月から12月の期間での投資可能金額を指し、上限360万円の内訳は、つみたて投資枠が120万円、成長投資枠が240万円と決められています</cite>。どちらか一方の枠だけで360万円を使い切ることはできず、あくまで2つの枠を合算した金額が上限になります。また、年間投資枠は利用の有無に関係なく毎年リセットされるため、その年に使わなかった枠を翌年以降に繰り越すことはできません。
ポイント③:生涯の非課税保有限度額は1,800万円
つみたて投資枠だけで非課税保有限度額(1,800万円)を使いきることは可能で、つみたて投資枠を使わずに成長投資枠だけを利用することも可能ですが、成長投資枠の非課税保有限度額は1,200万円までと決められています</cite>。つまり、1,800万円のうち600万円分は必ずつみたて投資枠を使う必要がある、というイメージを持っておくとわかりやすいです。
ポイント④:売却すれば非課税枠が翌年以降に復活する
売却した分の生涯の非課税保有限度額は復活し、売却をした翌年に非課税保有限度額(総枠)の再利用が可能となります。ただし1年間で投資できる年間の投資上限額は360万円のままで、年間の非課税投資枠自体が復活するわけではない点には注意が必要です。売ってすぐに同じ年のうちに買い直す、といったスイッチングはできない仕組みになっています。
3. 旧制度(一般NISA・つみたてNISA)との違い
以前ミギーが紹介した積立NISAの内容と、現在の新NISAを比較表にまとめてみました。
| 項目 | 旧・つみたてNISA | 旧・一般NISA | 新NISA(2024年~) |
|---|---|---|---|
| 制度としての位置づけ | 積立専用 | 一括・積立どちらも可 | つみたて投資枠+成長投資枠を併用可 |
| 新規投資できる期間 | 2023年まで | 2023年まで | 恒久化(期限なし) |
| 非課税で保有できる期間 | 最長20年間 | 最長5年間 | 無期限 |
| 年間投資上限額 | 40万円 | 120万円 | 合計360万円(つみたて120万円+成長240万円) |
| 生涯の非課税保有限度額 | 最大800万円 | 最大600万円 | 合計1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで) |
| 対象商品 | 金融庁が定めた投資信託等 | 上場株式・ETF・REIT・投資信託など | つみたて投資枠は投資信託等、成長投資枠は幅広い商品 |
| 売却後の枠の再利用 | 不可 | 不可 | 可能(翌年以降に復活) |
こうして並べてみると、非課税で投資できる総額が2倍以上になり、しかも無期限で持ち続けられるようになったことがよくわかります。<cite index=”2-1″>なお、旧NISAで保有している資産はそのまま非課税で保有し続けることができ、新NISA制度とは別枠で管理されるため、新NISAの非課税保有限度額1,800万円には影響しません。ただし旧NISAから新NISAへの移管(ロールオーバー)はできない</cite>ので、この点は覚えておきましょう。

じゃあ昔から積立NISAをやってた人は、新NISAとは別に古い分もそのまま持ってていいってこと?
そうそう。焦って売る必要はないし、新しい非課税枠にも影響しないから、旧制度の資産はそのまま非課税のメリットを受けながら持ち続けて大丈夫だよ。
4. つみたて投資枠と成長投資枠、何が違う?
新NISAの中身である「つみたて投資枠」と「成長投資枠」、この2つの違いをもう少し詳しく見ていきます。
| 項目 | つみたて投資枠 | 成長投資枠 |
|---|---|---|
| 年間投資上限額 | 120万円 | 240万円 |
| 生涯非課税保有限度額 | 制限なし(単独で1,800万円まで可) | 1,200万円まで |
| 対象商品 | 金融庁が厳選した投資信託・ETF | 上場株式、ETF、REIT、投資信託など幅広い |
| 買付方法 | 積立のみ | 一括購入・積立どちらも可能 |
| 向いている人 | 投資初心者、コツコツ長期派 | ある程度知識がある人、まとまった資金がある人 |
この2つの投資枠は同じ年に併用することができ、つみたて投資枠で毎月コツコツ積み立てながら、成長投資枠でボーナス時にまとまった金額を投資する、といった使い方も可能です。一方でつみたて投資枠を使わずに成長投資枠だけを利用することも可能ですし、逆につみたて投資枠だけで運用を続けることもできます。「両方使わなければいけない」というルールはないので、自分のスタイルに合わせて選べます。
つみたて投資枠で選べる商品は、金融庁が認めた投資信託・ETFに限られており、2025年12月19日時点でインデックス型279本、アクティブ型59本、ETF9本の合計347本が対象になっています。「自分で個別株を選ぶ自信はないけど、コツコツ積み立てはしたい」という人には、まさにこのつみたて投資枠がぴったりの仕組みです。
5. 新NISAに向いている人・向いていない人
積立NISA時代の記事でも書いたけど、あらためて向き不向きを整理しておくね。
新NISA(特につみたて投資枠)に向いている人
- はじめて投資をする初心者
- 少額からコツコツ始めたい人
- 相場を毎日チェックする時間がない、ほったらかし投資派
- 長期的な資産形成を目指している子育て世代・現役世代
成長投資枠もあわせて活用したい人
- ある程度まとまった資金があり、一括投資も検討したい人
- 個別株や幅広いETFにも投資してみたい人
- 月10万円以上の投資枠が必要な人

ミギーは今、赤ちゃんがいるから教育費とか将来のお金が気になるんだよね。新NISAってそのあたりも使えるの?
まさにそこ、2026年度の税制改正でかなり大きく変わるポイントなんだ。次の章で詳しく説明するね。
6. 【2026年度税制改正】何が変わる?
2025年12月に決定した2026年度税制改正大綱では、NISA制度についていくつかの重要な改正が盛り込まれました。子育て世代のミギーとしては特に気になった3つのポイントを紹介します。
改正①:0歳〜17歳の子ども向けに「こどもNISA」が新設
これまでNISAを利用できるのは18歳以上でしたが、つみたて投資枠に限って2027年1月以降、0歳から17歳でも利用できるようになります(こどもNISA)。18歳になるまでの間は、年間投資枠60万円、非課税保有限度額600万円です。18歳以降は自動的に従来からの18歳以上向けのNISA制度に移行されます</cite>。
払い出しについては、資金の使途が子のためのものであり、子が払出しに同意したことを示す書面とともに、親権者等(口座管理者)が申出書を金融機関に提出することを要件に、12歳以降なら払い出しが可能になります。大学進学などのライフイベントに向けて、親のNISA枠とは別枠で準備できるようになるのは、教育費を意識し始めた我が家にとってもうれしい改正でした。
改正②:つみたて投資枠の対象商品が拡充
つみたて投資枠で、新たな株式指数に連動するファンドや、債券中心の投資信託も対象に含める方向で検討が進んでいますつみたて投資枠対象の公募株式投資信託について、これまで「主に株式に投資するもの」という要件だったところを、「主に株式又は公社債に投資するもの」に緩和する方針で、リスク許容度が高くない若年層や高齢層などが投資の第一歩を踏み出せるよう、債券中心あるいはバランス型の投資信託の選択肢を充実させる狙いがあります。
改正③:非課税枠の即時復活は2026年度改正では見送り
一部で期待されていた「売却したその年のうちに非課税枠が復活する」という制度改正については、2026年度の改正では見送られています。ただし制度上、新NISAが開始してから5年経過しないと非課税保有限度額に達する人はいないため、2026年時点でこの見送りによる実質的な影響はない</cite>とされています。
| 改正項目 | 内容 | 開始時期 |
|---|---|---|
| こどもNISA | 0〜17歳もつみたて投資枠を利用可能に(年間60万円・上限600万円) | 2027年1月〜 |
| 対象商品の拡充 | 株式指数の追加、債券中心・バランス型投信も対象化を検討 | 順次 |
| 非課税枠の即時復活 | 今回は見送り | 未定 |

こどもNISA、うちの子にも使えるようになるんだね!これは2027年になったらまた記事にしてほしいな。
制度の詳細が固まったら、あらためてこどもNISAだけの記事も書くつもりだよ。
7. ミギーが実際にやっている新NISAの中身を公開
ここからは、あくまで一個人の実例として、ミギーが実際にどんな形で新NISAを活用しているかを紹介します。投資は自己責任が大原則なので、これから紹介する内容はあくまで参考として、最終的な商品選びは必ず自分自身でも調べてから判断してください。
使っている証券会社:SBI証券
ミギーは新NISA口座をSBI証券で開設して運用しています。ネット証券は口座開設から積立設定まですべてスマホやパソコンで完結できるので、赤ちゃんのお世話をしながらでもスキマ時間に管理できるのが助かっています。
つみたて投資枠で積み立てているファンド:ニッセイ外国株式インデックスファンド
以前の記事でも紹介したこのファンドは、新NISAのつみたて投資枠でも引き続き対象商品になっています。日本を除く主要先進国の株式に投資することで、MSCIコクサイ・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果を目指すファンドで、購入時手数料・換金時手数料・信託財産留保額のいずれもかからない</cite>のが特徴です。信託報酬(保有中にかかるコスト)も年率0.1%程度と低水準に抑えられているので、長期でコツコツ積み立てるスタイルと相性がいいと感じています。
ミギーはこのファンドに毎月一定額を積み立てる形で、新NISAのつみたて投資枠を活用しています。日本を除く先進国の株式にまとめて分散投資できるので、「個別の国や企業をいちいち選ばなくていい」という手軽さが、忙しい子育て中の身にはありがたいポイントです。
日本株にも積み立てたい人向け:ひふみ投信
以前の記事でも紹介した通り、日本株中心で積み立てたい場合はひふみ投信も選択肢のひとつです。日本の成長企業に投資するアクティブファンドとして、つみたて投資枠でコツコツ積み立てる人にも根強い人気があります。
ミギー流・投資方針まとめ
- 一括投資はリスクが怖いので、毎月一定額をコツコツ積み立てる「時間分散」を重視
- つみたて投資枠を中心に、金融庁が厳選した低コストの投資信託を選ぶ
- 生活防衛資金(何かあったときのための現金)は別に確保したうえで、余剰資金の範囲で投資
- 短期の値動きに一喜一憂せず、長期・積立・分散を徹底する
8. 新NISAを始める手順(証券会社選びのポイント)
「よし、自分も始めてみよう」と思った人向けに、大まかな流れをまとめておきます。
- 証券会社を選ぶ:NISA口座は1人1金融機関のみ。取扱商品数、投信の積立設定のしやすさ、ポイント還元などを比較して選びましょう。
- NISA口座を開設する:証券口座の開設と同時に、NISA口座の開設も申し込みます。マイナンバー確認書類の提出が必要です。
- 税務署の審査を待つ:金融機関経由で税務署の確認が行われ、二重口座がないかチェックされます。数日〜数週間程度かかることがあります。
- 投資する商品を選ぶ:つみたて投資枠なら、まずは全世界株式やS&P500など、幅広く分散されたインデックスファンドを検討するのが初心者にはわかりやすいです。
- 積立設定をする:毎月の積立金額と引き落とし日を設定すれば、あとは自動的に買付が行われます。
<cite index=”9-1″>つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で利用することはできず、1つの金融機関でまとめて利用する必要があります</cite>が、<cite index=”9-1″>年単位であれば金融機関の変更自体は可能</cite>です。
9. よくある質問Q&A
Q. 積立NISAで運用していた資産は新NISAに引き継がれますか?
A.いいえ、旧NISAの資産はそのまま非課税で保有し続けられますが、新NISAとは別枠で管理され、非課税保有限度額1,800万円には影響しません。旧NISAから新NISAへのロールオーバーはできないため、新規の非課税投資は新NISA口座で行うことになります。
Q. 年間投資枠を使い切れなかった場合、翌年に繰り越せますか?
A. できません。その年に使用しなかった年間投資枠が翌年に繰り越されることはなく、毎年の投資上限額は合計360万円のまま変わりません。焦って無理に枠を埋める必要はなく、自分のペースで続けることが大切です。
Q. NISA口座で損失が出た場合、他の口座の利益と相殺できますか?
A. できません。NISA口座での損失は、特定口座や一般口座の利益と損益通算することができない点は理解しておく必要があります。非課税というメリットの裏返しとして、この点はデメリットにもなり得ます。
Q. 途中でつみたて投資枠と成長投資枠の使い方を変えられますか?
A. 変更できます。今年はつみたて投資枠だけを使い、来年は成長投資枠も併用する、といった変更が可能です。積立金額の変更や一時停止もいつでもできますが、すでに購入した商品を別の投資枠に移すことはできません。
Q. いくらから始められますか?
A. 証券会社によりますが、ネット証券であれば月100円や月1,000円といった少額から積立設定ができるところも多いです。まずは無理のない金額から始めて、慣れてきたら金額を増やしていくのがおすすめです。
10. まとめ
新NISAは、以前の積立NISAや一般NISAと比べて、非課税で投資できる金額も期間も大幅にパワーアップした制度です。特に今回のポイントを振り返ると、
- 非課税保有期間が無期限になった
- 年間投資枠が最大360万円、生涯の非課税保有限度額が1,800万円に拡大した
- つみたて投資枠と成長投資枠を併用できるようになった
- 売却すれば翌年以降に非課税枠が復活する
- 2027年からは0〜17歳向けの「こどもNISA」がスタートする
という流れになっています。制度が大きく変わったからといって難しく考えすぎる必要はなくて、基本の考え方は「長期・積立・分散」で変わりません。ミギーも赤ちゃんのお世話をしながら、無理のない範囲でコツコツ積み立てを続けています。
投資は自己責任が大前提なので、この記事をきっかけに、まずは自分でも一度制度の詳細やご自身に合った金融機関・商品を調べてみることをおすすめします。少額から始められる制度なので、気になった人はこの機会に検討してみてはいかがでしょうか?
それではーまた♪
※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。税制は改正される可能性があるため、最新情報は金融庁や各証券会社の公式サイトでご確認ください。また投資は元本を保証するものではなく、価格の変動により損失が生じる可能性があります。実際の投資判断はご自身の責任で行ってください。




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