【書評】失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!仕事に落ち込んだ時こそ読みたい一冊

どうも、おはよう、こんにちは、こんばんわ、ミギーです!

今日は「仕事が思ったようにできない時」「なんだか落ち込んでいる時」に、ぜひ読んでほしい一冊をご紹介します。

『失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!』(大野正人・著/文響社)

この本は、夏目漱石、スティーブ・ジョブズ、オードリー・ヘップバーンなど、誰もが知る「偉人」たちの過去のエピソードをまとめた一冊です。ただし、教科書に載っているような「立派な功績」だけを並べた偉人伝ではありません。むしろ逆で、彼らが人生のどこかで経験した「盛大な失敗」「悔しい出来事」「うまくいかなかった時期」にスポットライトを当てているのが最大の特徴です。

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『失敗図鑑』ってどんな本?基本情報と著者紹介

 

まずは基本情報から整理しておきましょう。

項目内容
タイトル失敗図鑑 すごい人ほどダメだった!
著者大野正人
出版社文響社
ページ数176ページ
対象年齢10歳から読める(全漢字にふりがなつき)
登場する偉人の数24人
特徴イラスト付き、コミカルな語り口、各エピソードに「心の教え」を掲載

著者の大野正人さんは1972年、東京都生まれの文筆家・絵本作家です。子ども向けの学習・教養コンテンツを長年手がけており、「楽しく学べるシリーズ」は累計で数百万部を突破しているベストセラー作家でもあります。絵本『夢はどうしてかなわないの?』『命はどうしてたいせつなの?』など、子どもの心に寄り添うタイトルを数多く手がけてきました。

子ども向けの本を書き続けてきた人だからこそ、「失敗」というちょっと重たいテーマを、暗くならずにコミカルに描けるんですね。

その通り!実際に本の中身を見ても、失敗のエピソードのあとに必ず「じゃあ、どうすればいいか」という前向きな示唆が添えられている。単に「偉人も失敗したんだよ、かわいそうでしょ」で終わらせないのが、この本のうまいところなんだ。

本書は、もともと子ども向けに企画された一冊ですが、中学受験最大級のテストとして知られる日能研の「全国公開模試」の試験問題に2回採用されたこともあり、教育関係者からの評価も高い作品です。それでいて、内容は決して子どもだましではなく、大人が読んでも「なるほど」と唸らされる深みがあります。

なぜ今、この本が支持されているのか

 

私たちは、歴史の教科書やニュースを通じて「偉人」の姿を目にする機会が多くあります。しかし、そこで語られるのはたいてい、彼らが成し遂げた「結果」の部分だけです。

  • 夏目漱石=日本を代表する文豪
  • スティーブ・ジョブズ=アップルを世界的企業に育てたカリスマ経営者
  • オードリー・ヘップバーン=銀幕を代表する伝説的女優

こうした肩書きだけを見ていると、「自分とは違う、生まれつき特別な人たちなんだろうな」という印象を持ってしまいがちです。良い意味で人間離れした、完璧な人間のように感じてしまう。

でも実際は違うんだよね。夏目漱石は若い頃、エリートとしてのプレッシャーに押しつぶされて引きこもりのような状態になった時期があるし、スティーブ・ジョブズは自分が創業した会社を一度追い出されて、「居場所を失う」という強烈な挫折を経験している。

 えっ、ジョブズって自分の会社をクビになったことがあるんですか!?

そうなんだよ。1985年、彼は自ら創業したアップルの経営方針をめぐる対立から会社を追われてしまう。世界的な成功者というイメージが強いジョブズだけど、その裏にはこんな大きな挫折があったんだ。この本はそういう「知られざる人間らしい一面」を、まとめて教えてくれる。

こうした「偉人=最初からすごい人」というイメージを覆してくれるのが、この本の最大の価値だと感じます。文学、医学、芸術、科学、ビジネス……あらゆる分野で歴史に名を残した人たちも、その過程では私たちと同じように失敗し、悩み、恥をかいてきた。そのことを知るだけで、目の前の失敗に対する見え方が少し変わってきます。

また、失敗を扱っているにもかかわらず、読後感が暗くならないのも重要なポイントです。イラストとユーモラスな文体によって、重たくなりがちな「失敗談」がコミカルに描かれており、普段あまり本を読まない人でも肩肘張らずに読み進められる構成になっています。

登場する偉人たちの「人間らしい失敗」エピソード集

ここからは、本書に登場する24人の偉人たちのエピソードを、分野ごとに分けてご紹介していきます。もちろん詳細な内容はぜひ本編を読んでいただきたいので、ここでは「どんなテーマの失敗が描かれているか」という導入部分をお伝えします。

創作分野で挫折した偉人たち

ピカソ「新しすぎた失敗」

20世紀を代表する画家パブロ・ピカソ。キュビスムという革新的な画風を打ち立て、美術史に名を残した天才として知られていますが、その作品はあまりに時代を先取りしすぎていたため、発表当初は「意味がわからない」「これは絵とは言えない」と酷評されることもあったといわれています。時代が追いついてくるまで、理解されない苦しみを味わっていたわけです。

ダリ「天才ゆえに死にかける失敗」

シュルレアリスムの巨匠サルバドール・ダリも、独特すぎる感性や強すぎるこだわりゆえに、周囲との軋轢や危険な状況を招いてしまったエピソードが紹介されています。天才的な才能は、時に本人を追い詰める諸刃の剣にもなるということが伝わってきます。

ココ・シャネル「『イケてない』と言われる失敗」

ファッション界に革命を起こしたココ・シャネルも、最初から評価されていたわけではありません。むしろ「イケてない」と酷評された時期があり、そこから独自のスタイルを磨き上げていった過程が描かれています。

最先端を切り開く人って、最初は理解されないことが多いんですね。


そうなんだよ。「今、誰にも理解されない」ということは、必ずしも「間違っている」という意味じゃない。それがこの章から学べる大事な視点だと思う。

オードリー・ヘップバーン「コンプレックスをかかえる失敗」

銀幕の妖精と称される女優オードリー・ヘップバーンも、実は自分の容姿に対して強いコンプレックスを抱えていた時期があったといわれています。世界中の人々が憧れる存在であっても、本人は自分に自信が持てず悩んでいた――そんな二面性を知ると、彼女の魅力がより人間味を帯びて感じられます。

手塚治虫「悪口を言う失敗」

「漫画の神様」と呼ばれる手塚治虫にも、人間らしい未熟さがあったことが紹介されています。あれほどの功績を残した人物でも、感情のコントロールに苦しんだ経験があるというのは、多くの読者にとって意外な発見になるはずです。

黒澤明「こだわりすぎる失敗」

世界的映画監督として知られる黒澤明も、そのこだわりの強さゆえに、周囲との衝突や制作の停滞を招いてしまうことがあったといわれています。強いこだわりは作品のクオリティを支える一方で、時に自分自身を苦しめる要因にもなる――そのバランスの難しさを教えてくれるエピソードです。

文学・思想分野で悩んだ偉人たち

夏目漱石「引きこもる失敗」

冒頭でも触れましたが、日本近代文学を代表する文豪・夏目漱石は、エリート街道を進みながらも強いプレッシャーに苦しみ、精神的に追い詰められて引きこもり状態になってしまった時期があるとされています。しかし、その内向きな時間の中で自分自身の内面と向き合ったことが、後の名作を生み出す土台になったともいわれます。順風満帆に見えるキャリアの裏に、こうした苦しい時期があったことを知ると、彼の作品への向き合い方も変わってくるかもしれません。

フロイト「人の意見が聞けない失敗」

精神分析学の創始者ジークムント・フロイトも、自説へのこだわりが強すぎて、周囲の意見に耳を傾けられなかった時期があったといわれています。革新的な理論を打ち立てた人物であればあるほど、自分の考えに固執してしまう危うさとも隣り合わせだったのかもしれません。

与謝野晶子「正直すぎて炎上した失敗」

情熱的な短歌で知られる歌人・与謝野晶子は、あまりに正直な発言や表現が原因で、世間からバッシングを受けるような経験をしたことがあるとされています。今でいう「炎上」に近い状況ですが、それでも自分の言葉を曲げずに表現を続けた姿勢は、現代のSNS時代を生きる私たちにも通じるものがあります。

孔子「理想が高すぎる」

儒教の祖として知られる孔子も、その理想の高さゆえに、なかなか周囲に理解されず苦労した時期があったといわれています。正しいことを追い求めるほど、現実とのギャップに悩まされる――そんな普遍的なテーマがここにも描かれています。

ドストエフスキー「ギャンブルにはまる」

『罪と罰』などの名作で知られるロシアの文豪ドストエフスキーには、ギャンブルにのめり込んでしまった時期があったという有名なエピソードがあります。偉大な作家であっても、人間らしい弱さと無縁ではなかったことがよくわかるエピソードです。

<h3 id=”chapter3-3″>3-3. 科学・発明分野で回り道をした偉人たち</h3>

アインシュタイン「得意なこと以外、まるでダメ失敗」

相対性理論で知られる天才物理学者アインシュタインも、実は苦手なことにはとことん弱かったといわれています。あらゆる分野で万能だったわけではなく、得意分野に極端に特化したタイプだった――そのアンバランスさも、彼の人間らしさとして描かれています。

ノーベル「ナイーブすぎた失敗」

ノーベル賞の創設者として知られるアルフレッド・ノーベルも、繊細で傷つきやすい一面を持っていたとされています。ダイナマイトの発明者として世に知られる一方で、内面には人一倍ナイーブな部分があったというギャップが印象的です。

野口英世「調子にのる失敗」

千円紙幣の肖像にもなった医学者・野口英世も、若い頃は羽振りが良くなると調子に乗ってしまい、失敗を重ねた時期があったといわれています。輝かしい功績の裏に、こうした人間くさい浮き沈みがあったことは、多くの人にとって意外な発見になるはずです。

ダーウィン「親の期待をうらぎる失敗」

進化論で知られるチャールズ・ダーウィンも、若い頃は医学の道に進むことを親から期待されながら、その道を歩めなかった経験があるとされています。親の期待と自分の進みたい道との間で揺れ動く姿は、現代の私たちにも通じるテーマです。

<h3 id=”chapter3-4″>3-4. ビジネス・経営分野で苦しんだ偉人たち</h3>

スティーブ・ジョブズ「いばしょを失う失敗」

先ほども触れましたが、アップルの共同創業者スティーブ・ジョブズは、自ら興した会社を一度追われるという大きな挫折を経験しています。世界を変えたイノベーターというイメージが強い人物ですが、その裏には「居場所を失う」という強烈な喪失体験があったのです。その後、別の会社での経験を経てアップルに復帰し、iPodやiPhoneといった革新的な製品を世に送り出していく――まさに「失敗からの再起」を体現した人物といえるでしょう。

ウォルト・ディズニー「ナメられる失敗」

世界中に夢と魔法を届けてきたウォルト・ディズニーも、キャリアの初期には周囲から軽んじられ、事業がうまくいかない時期を経験しています。ディズニーランドという壮大な夢を実現するまでには、何度もの挫折と資金難があったことはよく知られています。

カーネル・サンダース「いろいろ失敗」

ケンタッキーフライドチキンの創業者として知られるカーネル・サンダースは、飲食店経営がうまくいかず何度も失敗を重ねながら、高齢になってからフランチャイズ展開に成功したという、まさに「遅咲き」を象徴する人物です。人生の後半になってからでも大きな成功をつかめるということを、身をもって示してくれています。

マッカーサー「相手をバカにする失敗」

軍人として知られるダグラス・マッカーサーも、相手を見くびったことで痛い目に遭った経験があるとされています。過信や慢心が思わぬ失敗につながるという、リーダーにとって示唆に富むエピソードです。

スポーツ・歴史上の人物たちの失敗

ベーブ・ルース「グレる失敗」

野球界のレジェンド、ベーブ・ルースにも、若い頃は素行が荒れていた時期があったとされています。手のつけられない少年時代を経て、やがて球界を代表するスター選手へと成長していく過程は、多くの人に勇気を与えてくれます。

ライト兄弟「成功にしがみつく失敗」

人類初の動力飛行を成功させたライト兄弟についても、興味深い視点で描かれています。一度大きな成功を収めたあと、その成功に固執しすぎてしまったことが、かえって新たな挑戦の足かせになってしまったというエピソードです。成功体験は次の挑戦のための「土台」であって、「守るべきゴール」ではない――このメッセージは、ビジネスパーソンにとっても学びの多い視点です。

二宮尊徳「にげ出す失敗」

「薪を背負って本を読む像」で知られる二宮尊徳にも、困難から逃げ出してしまった過去があるとされています。勤勉さの象徴のような人物であっても、常に前向きだったわけではないという事実は、私たちに安心感を与えてくれます。

お父さん・お母さん「愛しすぎる失敗」

本書の最後には、偉人たちだけでなく「お父さん・お母さん」という項目も登場します。子どもを愛するあまり、つい過干渉になったり、失敗させまいと先回りしすぎてしまったりする――そんな親としての「あるある」を扱った特集で、育児をしている読者にとっては特に胸に刺さる内容になっています。


実はこの「お父さん・お母さんの失敗」の項目、僕は一番グッときたんだよね。子どもがいると、「失敗させたくない」って思うあまり、つい先回りしてあれこれ手を出しちゃうことがあるから。


なるほど…子どもだけじゃなくて、親自身も「失敗との向き合い方」を学べる本なんですね。

「失敗は成功のもと」を体現したエジソンの名言

失敗をテーマにした本を語るうえで、どうしても外せないのが発明王トーマス・エジソンの有名な言葉です。

電球のフィラメント素材を発見するまでに、エジソンは1000回以上の実験を繰り返したといわれています。しかしエジソン自身は、それを「失敗」とは呼びませんでした。

「私は失敗したことがない。ただ、1000通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」

このエピソードは、まさに『失敗図鑑』という本全体を貫くテーマそのものだと感じます。「失敗」という出来事は、視点を変えれば「うまくいかない方法をひとつ確認できた」というデータの蓄積にすぎません。本書に登場する偉人たちも、まさにこの発想で、目の前の失敗を次の一歩に変えていった人たちばかりです。

一般的に失敗といわれることをどう捉えるか。この違いだけで、次への一歩の踏み出しやすさが全然変わってくるよね。

子育て世代にこそ響く一冊である理由

我が家にも小さな赤ちゃんがいるのですが、この本を読みながら、育児との共通点をたくさん感じました。

子どもは日々、あらゆることに挑戦しては失敗を繰り返しています。立とうとして転ぶ、コップの水をこぼす、うまく言葉が出てこなくて癇癪を起こす――そのすべてが、子どもにとっては大切な学びのプロセスです。

しかし親としては、つい「危ないからやめて」「また失敗するからこうしなさい」と、先回りして失敗そのものを防ごうとしてしまいがちです。もちろん、命の危険につながるような失敗は避けるべきですが、成長のために必要な「小さな失敗」まで奪ってしまうと、子どもが自分で試行錯誤する力を育てる機会を減らしてしまうことにもなりかねません。

『失敗図鑑』は、そうした親の不安に対しても、「失敗は成長の一部である」という視点をやさしく思い出させてくれます。10歳から読める設計になっているため、子どもが少し大きくなったら親子で一緒に読み、「〇〇ちゃんも、この偉人みたいに失敗しても大丈夫なんだよ」と語りかける――そんな使い方もできそうです。

また本書の中では、「忘れる」「遅れる」「ウソをつく」といった、子どもによくある日常的な失敗の直し方についても触れられています。偉人のエピソードだけでなく、身近な子育ての悩みにも寄り添ってくれる構成になっている点は、育児中の親にとって心強いポイントです。

仕事に落ち込んでいる大人にこそ読んでほしい理由

もともとは子ども向けに企画された本書ですが、私はむしろ「仕事で自信をなくしている大人」にこそ読んでほしいと感じています。理由は大きく3つあります。

理由1:完璧な人などいないと、具体的な事例で実感できる

SNSやニュースでは、成功している人の「結果」ばかりが目に入ります。同僚の昇進、他社の成功事例、著名人のキャリア――そうした情報に触れるたびに、「それに比べて自分は…」と落ち込んでしまう人は少なくないはずです。

しかし本書を読めば、歴史に名を残すレベルの偉人たちでさえ、居場所を失ったり、周囲から見くびられたり、悪口を言ってしまったりと、決して完璧ではなかったことがよくわかります。「失敗しているのは自分だけじゃない」と、具体的な実例をもって実感できるのは、大きな安心材料になります。

理由2:失敗のあとにどう立ち直ったかまで描かれている

本書の優れている点は、単に「偉人も失敗した」というエピソードだけで終わらせず、そこからどう考え方を変え、どう行動を変えていったのかという「立ち直りのプロセス」まで描いていることです。

失敗そのものよりも、失敗のあとにどう向き合うかのほうが、その後の人生を大きく左右します。本書に登場する偉人たちのエピソードは、まさにその「向き合い方」の実例集としても読むことができます。

理由3:コミカルな語り口だから、疲れている時でも読める

仕事で心が疲れている時、真面目で重厚なビジネス書を手に取るのは、正直しんどいものです。その点、本書はイラストとユーモラスな文体で構成されているため、気軽に、そして短時間でも読み進めることができます。

たしかに、落ち込んでいる時に難しい本を読む気力ってなかなか出ないですもんね。

そうなんだよ。だからこそ、通勤電車の中とか、寝る前のちょっとした時間にパラパラとめくれるこの本は、忙しい大人にとってもちょうどいい距離感なんだ。

似たジャンルの本との比較

「失敗」や「偉人の生き方」をテーマにした本は他にもたくさんあります。ここでは本書の立ち位置がわかりやすいように、簡単な比較表を作ってみました。

比較項目失敗図鑑一般的な偉人伝ビジネス系の失敗学の本
対象読者子ども〜大人まで幅広い主に子ども・学生向け主に社会人向け
語り口コミカル・イラスト多め真面目・年表形式が多いロジカル・専門用語多め
焦点失敗とそこからの学び功績・偉業が中心失敗の原因分析が中心
読みやすさ◎(すきま時間でOK)△(通読が前提)△(じっくり読む必要あり)
親子で読める度

こうして比較すると、『失敗図鑑』は「難しい理屈抜きに、失敗との向き合い方を感覚的につかみたい」という人に向いている一冊だとわかります。がっつり分析的に失敗学を学びたいという場合は専門書のほうが適していますが、「まずは気軽に、失敗への抵抗感をやわらげたい」という段階の人には、本書がぴったりの入り口になってくれるはずです。

こんな人におすすめ/おすすめできない人</h2>

おすすめできる人あまり向かない人
仕事や勉強で失敗して落ち込んでいる人詳細な歴史考証や学術的な正確さを求める人
普段あまり本を読まない人難しい専門書をじっくり読みたい人
子どもに失敗との向き合い方を伝えたい親偉人伝を年表順にきっちり読みたい人
自己肯定感を高めるヒントが欲しい人すでに失敗学系の専門書を読み込んでいる人
チャレンジすることに臆病になっている人

本書はあくまで「入門編」「きっかけの一冊」という位置づけです。学術的な厳密さよりも、失敗というテーマへの心理的なハードルを下げることに主眼が置かれています。その点を理解したうえで手に取ると、より満足度の高い読書体験になるはずです。

読んだ人のリアルな感想

実際にこの本を読んだ人たちの声を見てみると、次のような感想が多く見られます。

  • 子ども向けの本だと思っていたが、大人が読んでも十分に学びがあった
  • 偉人の裏話が満載で、そこから上手に結論を導いてくれる構成が秀逸
  • 先に本書を読んでから偉人伝を読むと、偉人の「二面性」に気づきやすくなる
  • イラストが面白く、偉人伝を読まなきゃという気負いなく読める
  • ライト兄弟のエピソードから「成功は守るものではなく、次の成功のために使うもの」という気づきを得られた
  • 最後の「お父さん・お母さん」の特集が、育児中の親にとって印象的だった


子ども向けの入門書」というくくりだけで判断してしまうのはもったいない一冊だと、僕自身も強く感じました。

まとめ:失敗を「恥」ではなく「材料」に変えるために

改めて、この本のメッセージをまとめると、次のようになります。

  1. 誰もが知る偉人たちも、実は人間らしい失敗をたくさん経験している
  2. 大切なのは「失敗したかどうか」ではなく「失敗の後どう向き合ったか」
  3. 失敗は「恥ずかしいもの」ではなく、次への「材料」にできる
  4. コミカルな語り口だから、疲れている時でも気軽に読める
  5. 子どもから大人まで、幅広い世代に響く内容になっている

仕事で思うような結果が出せなかった日、誰かと比べて落ち込んでしまった夜――そんな時にこの本を開くと、「大丈夫、あの偉人たちもみんな似たような経験をしてきたんだ」と、少しだけ肩の荷が下りるような感覚を味わえるはずです。


一度読んでみてはいかがでしょうか?きっと、次の一歩を踏み出すための小さな勇気をもらえるはずです。

私も今度読んでみます!

それでは、またー♪

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